我が家は子どもの居る家族ですが、冷蔵庫が小さくて困っています。
逆に、この冷蔵庫で良かったと思える機能も付いています。
そんな、冷蔵庫を買って数年間で少しずつ判明した、「4人家族に適した冷蔵庫の選び方」をまとめました。
4人以上の家族に適した冷蔵庫の選び方
僕の実体験を基に、4人家族に適した冷蔵庫の選び方のポイントを解説します。
冷凍庫の容量を大きいものに!
僕の新婚当初、3人家族が使うような小さめの冷蔵庫を選んでしまいましたが、冷蔵庫はそうそう買い替えないので、子どもが中学・高校と進学しても、新婚当初の冷蔵庫を使っていました。
幼稚園、中学、高校ではお弁当だったため、お弁当の材料を冷蔵庫へ上手に詰め込むことが、毎日の日課になっていました。
なかなか新婚当初に高額な冷蔵庫は買えないですが、ちゃんと将来を見越した大きさの冷蔵庫を買うか、逆に新婚当初は人からの貰い物、もしくは中古品で済ますのも手だと思います。
僕は子ども達が小学生の頃、自動製氷機付き3ドア冷蔵庫を無料でもらいました。送料で8千円かかりましたが、クロネコヤマトのらくらく家財宅急便だったので、自分は苦労することなく冷蔵庫を運ぶことができました。
無料で冷蔵庫を入手するための記事は、下記をご覧ください。
不要品あげます・ください!実践から学んだ ただでもらえるサイト・引越で廃品回収するサイト活用術!
自動製氷機は必須機能
子どもができると、氷ってなんだかんだとすぐに消費します。自動製氷機機能があれば、水を入れておくだけで勝手に氷ができあがります。
夏場に子どもがかき氷食べたいと言えば、すぐに作ってあげられて便利でした。
冷凍庫は「氷専用」と「冷凍庫」に分かれている方がいい
家族が多くなると、冷凍庫の開け閉め回数が劇的に増えます。
- 子どものお弁当のおかずを取り出す
- 子ども達が氷を取り出す
- 子ども達がアイスが無いか確かめる
そうすると、冷凍庫の氷が少しずつ溶けて、周りの氷とくっつきます。
冷凍庫は2つの引出しに分かれている方がいい
氷と同じく、アイスも専用の冷凍庫の引出しに入れたいところです。
長期間、アイスを入れていると、冷凍庫の開け閉めで変な溶け方をして、味わいが薄れます。
結婚したときに大きな冷蔵庫を買った方がいい
前述の通り、冷蔵庫は10年から20年くらい、買い替えることはありません。いや、買い替えるためのお金が冷蔵庫に廻せなくなるのです。
どちらかと言うと洗濯機が先に壊れて、冷蔵庫が壊れるまでに洗濯機は3回以上は買い替えると思います。
なので、結婚と同時にしっかりした冷蔵庫を買っておく方が、現実的だと思います。特に、結婚してすぐに持ち家を買う方なら、ぜひともそうして欲しいです。
観音トビラの冷蔵庫が節電になる
冷蔵室を開けるときって、結局、ドアポケットの飲み物を取る回数が多くなります。
なので、観音開きのドアポケットなら、冷蔵庫の扉を半分だけ開けて取り出せるので、節電効果は高いと感じます。
長く使うものだからお金を掛けて
冷蔵庫そのものが高いのですが、買い替える頻度の低い冷蔵庫だからこそ、快適に使えるものを選んでおきたいものです。
我が家は持ち家を買ってから2回も冷蔵庫を買い替えました。
その理由は、庫内が狭く使いづらかったり、自動製氷機能が無く、不便さを感じていたからです。
ストレスを感じながら冷蔵庫を使うくらいなら、高いお金を出して使い勝手に満足できるものを始めから買う事を強くおすすめします。
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家族別の冷蔵庫サイズ 標準的な選び方
電気代も置き場所も気にならないなら大きい冷蔵庫に越したことはないですが、家族の人数によって適した容量があります。
家族の人数 × 70L + 常備用100L + 予備70L
冷蔵庫の容量は、家族の人数に応じて標準的な大きさがあります。ただ、これはあくまで標準ですので、僕の経験上、ギリギリサイズを選ばず、20〜30L程度の余裕は欲しいところです。
独身(1人)に最適な冷蔵庫
一人暮らしでも、将来は2人になるとか、自炊の多い方なら、2人用冷蔵庫でも良いと思います。
最適とされるサイズ
一人暮らしの場合に最適とされるレイズは「100L〜150L」です。
氷を作ったり、アイスを買うなら、必ず2ドア冷蔵庫にしましょう。1ドア冷蔵庫だと、開け閉めで氷が納得通りにできないことがあると、会社の先輩が言ってました。



夫婦(2人)に最適な冷蔵庫
将来的に家族が増えるのであれば、大きめの冷蔵庫をおすすめします。実際に我が家も、2人暮らしの時の冷蔵庫は、すぐに使わなくなりました。
最適とされるサイズ
2人 × 70L + 常備用100L + 予備70L
夫婦2人の場合に最適とされるレイズは「310L程度」です。
ただ、今後家族が増えるのなら、人数に合った冷蔵庫をはじめから選ぶのが良いと思います。


3人家族に最適な冷蔵庫
4人家族用でも良いかも知れませんね。我が家は4人家族で3人家族用の冷蔵庫を使っていたので、収納にほんと苦労しっぱなしでした。
最適とされるサイズ
3人 × 70L + 常備用100L + 予備70L
3人家族の場合に最適とされるレイズは「380L程度」です。

4人家族に最適な冷蔵庫
冷蔵庫が部屋の占める割合を考えると、このサイズがちょうど良いと思います。
最適とされるサイズ
4人 × 70L + 常備用100L + 予備70L
4人家族の場合に最適とされるレイズは「450L程度」です。


5人家族に最適な冷蔵庫
我が家は今、550L冷蔵庫を使っていますが、4人で良い感じです。ただ、幅は60cmと良いサイズですが、さすがに奥行きがあるせいで前に出過ぎかも知れません。
最適とされるサイズ
5人 × 70L + 常備用100L + 予備70L
5人家族の場合に最適とされるレイズは「520L程度」です。




4人以上の家族に適した冷蔵庫の選び方(詳細)
小さな冷蔵庫を使っていてリアルに感じたことを基に、選び方の詳細を解説します。
冷凍庫の容量を大きいものに!
時間の経過して初めて気づいたのは、
子どもが大きくなると、お弁当とか保存とかで、一番容量のたくさん必要となるのが冷凍庫
ということです。
子どもが全員お弁当になると、できれば1週間分の冷凍食品を保存しておきたくなります。
でも、我が家の冷蔵庫は、冷凍庫がやや容量不足です。全体的にコンパクトで370リットルということもありますが。
【買うならコレ!】
我が家の冷凍庫は93リットル。自動製氷された氷ケースも93リットルに含まれます。できれば、冷凍庫は100リットルで、プラス「切替室」という、冷凍室や冷蔵室に切替えできるところが30リットル前後あると、子どものお弁当をしっかり入れられる容量が確保できると思います。
冷凍庫は「氷専用」と「冷凍庫」に分かれている方がいい
前述の通り、冷凍庫は大きいものが良いのですが、さらに自動製氷の氷が別の引出しとして独立しているものをおすすめします。
我が家は冷凍庫の中で仕切りによって製氷された氷と冷凍庫が分かれているので、93リットルのうち、数リットルは氷ケースとなるのです。その分、冷凍食品の入るスペースが減ることになり、さらに、冷凍食品を取り出すたびに、製氷された氷を暖かい温度とホコリにさらすことになるからです。
我が家でも、長期間放置した氷が溶けてくっつき合っている状態になることが多いのです。
自動製氷機は必須機能
とにかく氷は多く消費します。
今の冷蔵庫で初めて、自動製氷機能が付いた冷蔵庫を体感しましたが、ほんと、便利です。上の画像は、自動製氷機能で冷蔵庫内にストックしておく製氷用の水です。
夏場は子どもがかき氷を食べたがる、飲み物に氷を頻繁に入れる、パパのビールが冷えていないときに急速冷凍させるのに使用するといった、氷を大量消費する機会はたくさん出てきます。
冷凍庫は2つの引出しに分かれている方がいい
我が家の冷蔵庫で良いと思ったのは、冷凍庫の引出しが2段に分かれていることです。
2段だと、
- ひとつひとつの引出しの高さが無いので、奥の冷凍食品を取り出し易い
- 引出しを開けたとき、冷凍品全体を冷やすことがない
というメリットがあります。
ちなみに我が家でよく発生するのが、「冷凍庫の底に長期間放置された食品」です。
このような事態にならないためにも、冷凍庫は適度な高さの引出しが2段以上であるものをおすすめします。
結婚したときに大きな冷蔵庫を買った方がいい
冷蔵庫は10年、20年と長期間使い続けることが多いと思います。
我が家も13年は使っていますが、13年前の製品でも節電に優れていて、故障もありません。
新婚で冷蔵庫を買うときは中型のものを選びたくなりますが、中途半端な大きさで10万円出すより、しっかり将来を見据えて15万円の冷蔵庫を買う方が、買い直しが無く、結果的な節約になると思います。
我が家も若干、大きさとして中途半端となったため、買い直すかそのまま子どもが独立するまで使い続けるか、非常に迷っています。
そんな後悔をしないためにも、将来的に
観音トビラの冷蔵庫が節電になる
とにかく家族が多いと、その分、冷蔵庫の扉も頻繁に開け閉めされます。なので、必要最小限に開け閉めできる観音開きを強くおすすめします。実際に実家で使ってみると、ホントにメリットがあるものと感じ取れます。
観音開きを強くおすすめするポイントは、
- 扉が軽いので開け易い
- 庫内温度をできるだけ逃さずに開けられる
- ホコリの侵入が少ない
です。
長く使うものだからお金を掛けて
おそらく、ここでおすすめのポイントとしたすべてを満たす冷蔵庫を買うと、15万から20万円近くの価格帯になるでしょう。
このお金を支払うのはイタいですが、長く、さらに頻繁に利用する冷蔵庫であるからこそ、良いものを選んでおくのが得策です。
事実、我が家も冷蔵庫に不満を持ちつつも、買い替えを考える経済的余裕がなく、「なんとか使える」という理由から買い替えを控えています。満足のいくモノを買っておくことも重要だと考える日々です。
なお、僕が考える理想の冷蔵庫は、こんな感じです。


今持っている冷蔵庫で後悔している人はどうする?
冷蔵庫を買い替えるには、高額過ぎますので、買い替えずにできる対策を考えてみました。
冷凍庫を別に買う
実は、2万円程度出せば、今ある冷蔵庫の欠点を補完する小型冷蔵庫を買うことができます。
実際に買った方々のクチコミにも、冷凍庫が増えたことで、ストックできる冷凍食品や余った食材がすっきり入ると好評です。
我が家も、この商品をターゲットにしています。
なぜなら、
- 冷蔵庫を買い替えなくても、2万円の投資で要件が満たせる
- 将来的に、冷凍庫が大容量でなくて済むようになったとき、冷凍庫だけ処分すればよい
という理由です。

(まとめ)冷蔵庫は永く使う物だからお金をかけたい
冷蔵庫の価格は「使い易さ」と比例します。
毎日、頻繁に使うものだから、「価格」でなく「納得いくもの」を選びましょう。