ホワイトガソリンのランタンは、取り扱いは少し難しいです。だけど、僕はホワイトガソリンのランタンが大好きです。
その灯りを見ているだけで、とても癒されるからです。
ホワイトガソリンを点火するまでの手順を写真入りで紹介します。
覚えておきたいホワイトガソリンランタンの基礎知識
まず、ホワイトガソリンランタンの基礎知識について解説します。
ホワイトガソリンは普通のガソリンとは違う
車に入れるガソリンとホワイトガソリンは違うので、必ずホワイトガソリンを購入して使いましょう。
おすすめはランタンと同じメーカーのホワイトガソリンです。例えばコールマンのホワイトガソリンランタンを使うなら、コールマンのホワイトガソリンを買います。
点火はチャッカマンなど、柄の長いライターを使う
点火時に大きな炎が上がるので、必ずチャッカマンのような柄の長いライターを使用します。
ホワイトガソリンをこぼさず入れるなら専用器具を使う
ホワイトガソリンランタンの欠点は、ホワイトガソリンを入れるときにこぼれる可能性があるという点です。これを防止するためにホワイトガソリンを入れる専用器具を使いましょう。
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ホワイトガソリンランタン点火までの手順
ホワイトガソリンランタンを点火するまでの手順を、写真で解説します。
ホワイトガソリンを入れる
ホワイトガソリンとは一般的なガソリンとは違うため、例えばコールマンのホワイトガソリンランタンを使うのなら、コールマンから販売されているホワイトガソリンを購入してランタンに注入します。ランタンにガソリンマークがあるキャップを回して開けた後、ホワイトガソリンを注入する器具を使って少しずつ入れます。
ランタンのレバーをポンビングして内部の空気を圧縮
ガソリンを入れた後、ランタン内部に空気を送り込んで内部空気を圧縮し、点火時に外部へ放出させるようにします。
ポンプレバーは写真の通り引き出せます。引き出せない場合は、ポンプレバーを回すと引き出せるようになります。
引き出した後にポンプレバーを何度か往復させることで空気が送られ、これをポンプレバーを押し込めなくなるくらいまで続けます。
点火のため、一旦ガラスを外す
ホワイトガソリンランタンには、中にある白い布の部分へライターで点火するため、一旦、ガラスを外すため、上にあるネジを回して緩めます。
ネジが緩まると、ガラスを上にスライドさせてガラスを外す事ができます。
チャッカマンで白い部分に炎を当てたままバルブを緩める
これは炎の出力を調整するバルブです。ランプが点いているマークの方へ回すと白い布の部分(マントル)にガソリンが噴出します。
チャッカマンを点けて炎を出したまま白い布の部分であるマントルへ付けて、バルブを緩めます。
ランタンに点火して大きな炎が上がったらバルブを軽く閉めたり緩めたりして炎を落ち着かせる
ランタンに点火すると、写真の通り大きな炎は上がりますが、慌てずバルブを軽く閉めたり緩めたりすると炎が落ち着いてきます。点火した後に焦ってバルブを完全に閉めないようにしましょう。
炎が落ち着くと白い布の部分(マントル)だけに火が点いた状態になる
バルブの軽い開け閉めで炎は落ち着き、写真の通り、白い布の部分だけが燃焼した状態になります。これで点火は完了です。
注意点として、あまりバルブを開けすぎているとガソリンを多く消費するので、ほどほどの明るさにしておいて、暗ければ後でバルブを開くことで調整しましょう。
ガラスを戻す
ガラスを元のように戻して、上部のネジをしっかり閉めます。点火して熱いので気をつけましょう。
ランタンを吊るす方法
ランタンは吊るすこともできますし、テーブルに置くこともできます。
僕の感覚では、吊るした方が自分のキャンプしている場所全体を照らせるのでおすすめです。
ランタンを「カラビナ」というフックで固定された場所に吊るす
写真は、「カラビナ」というフックで写真のような屋根型のタープに吊るしています。
吊るす場所がない場合は、ランタンスタンドを使って吊るします。なお、ランタンをテーブルに置くと、邪魔になったり火傷の原因になったり、倒れるリスクが高まるので、吊るすことがベターです。
ホワイトガソリンランタン点火手順の動画
実際にキャンプ場でホワイトガソリンのランタンに点火した手順を、動画で解説しています。