我が家で使う給湯器は19年間で1度も修理や交換をしていなのですが、19年目にして突然、出てくるお湯がぬるくなるという事象が発生しました。
11月中旬で、これから熱いお湯を使う頻度が高くなることもあり、できるだけ安く修理したいとメーカーへ修理依頼をしましたが、結局、給湯器を交換する決断をしました。
給湯器のお湯がぬるくなる原因の調査結果、並びに給湯器の取り替え後までの経緯をご紹介します。
ノーリツ給湯器のお湯がぬるくなった事象の詳細
我が家はノーリツの給湯器を利用しています。
ある日の朝、普通にシャワーを浴びることができたのですが、13時頃にお湯で食器を洗い始めたところ、温度設定を変えていないのに、いつもの半分くらいの温度でお湯が出てきました。
食器洗いなら良いですが、さすがにシャワーではぬる過ぎるので、給湯の温度を、最大温度設定である60度まで上げると、体感では40度〜41度程度のお湯になったので、1週間くらいはその状態で過ごしました。
なお、お風呂を沸かす等、シャワーの温度以外での故障はありませんでした。
ノーリツ給湯器のお湯がぬるくなった原因を調査してみた
同様の故障は個人ブログ等で紹介されていて、最も可能性が高い原因は「給湯器内にある、水とお湯を混ぜるミキシング弁が故障」したというものです。
同様の故障をした人の中には、自分でミキシング弁をメーカーから購入して取り替えた人も居るようですが、素人の工事では危険を伴うので、僕は直接メーカーへ故障依頼することにしました。
ミキシング弁だけの交換で故障が直るなら、安くなると修理できると考えたからです。
メーカーで部品交換しただけなら4万5千円と言われた
ネットから修理依頼すると、メーカーから電話を掛けてくれます。
電話で事象を説明したところ、現品を確認して、もし残っている部品で修理可能であれば出張費込みで4万5千円、もし部品が無いようなら給湯器の交換で20万円〜30万円は掛かると言われました。
なお、現品確認の出張で4万5千円掛かるそうですが、もし給湯器の交換をそのまま注文すれば、現品確認の出張費4万5千円は無料となるそうです。
価格比較した結果、給湯器の業者へ依頼することにした
給湯器の交換で20万円〜30万円は少々高いと考えて、メーカーには修理依頼をキャンセルして、給湯器交換を安く工事してくれる業者を探すことにしました。
ネットで検索すると、給湯器交換の業者はたくさん出てきます。
僕が業者選びの参考とした情報は下記の通りです。
「指定給水装置工事事業者」であること
例えば、「東京都水道局指定工事店」といった、水道局公認のお店であることです。正式には「指定給水装置工事事業者」と言うそうです。
公認であれば、きちんとした工事をしてもらえる確証が得られるからです。
長期補償が付いていること
給湯器のメーカー補償は2年だそうですが、僕が依頼した業者さんでは10年間も補償してもらえるそうです。補償は機械だけでなく、工事の不備も5年間補償してくれるそうなので、給湯器も高いものなので、補償期間は非常に重要と考えました。
給湯器本体や工事費用、古い給湯器の撤去費用を含めて安いこと
業者が請求する価格には、給湯器本体の価格、給湯器撤去の価格、撤去した給湯器を処分する価格、並びに給湯器設置工事の価格が含まれます。
これら全ての価格を合算して、最も安い業者を探しました。
調査した結果、給湯器の工事を対応頂いた業者さん
ホームページでいろいろ確認した結果、東京都内、川崎市、横浜市、埼玉県の一部、千葉県の一部まで、幅広い地域に対応してもらえる「プランマーズ」に依頼しました。
給湯器交換を依頼してから電話が来るまでの早さ、そして工事の丁寧さや価格に関して、大変満足しています。
また、プランマーズで10年補償(本体)と5年補償(工事)を付けてもらえるので、アフターサービスも安心できます。
ちなみに、我が家はお湯が出ていたので良かったのですが、お湯が出なかったり、お風呂が沸かせなくなると緊急に対応が必要ですが、プランマーズは緊急の対応もしてくれるようです。
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給湯器取り替え工事の様子
給湯器取り替え工事の様子を、写真入りでご紹介します。
なお、作業員は1名、給湯器本体とリモコンの取り替え、そして給湯器に付いているガスや水道の管にスポンジとテープを巻く作業が行われました。
まずは給湯器本体を交換した
工事の順番として、まずは給湯器本体を交換しました。
我が家は1階の外壁に取り付けてあるので、なんの問題も無く15分程度で終了しました。
古い19年間使用したノーリツの給湯器
上の写真が、19年間使用したノーリツの給湯器です。
我が家は2階ベランダの下に設置しているので、風雨にはほとんどさらされることがありません。
新しいノーリツの給湯器
上の写真が取り替え後の真新しいノーリツの給湯器です。
同じノーリツを選んだのは、使い勝手等が同じであろうという理由からです。
次に台所のリモコンを取り替えた
続いて台所の給湯器リモコンを取り替えです。
実は、台所側のリモコンは数年前から電源が入らない状態だったので、台所でお湯を使いたい時、風呂場のリモコンのスイッチを入れておりました。それだけでも不便ですが、台所のリモコンの電源が入らないと、お風呂場のリモコンに時計が表示されなくなります。
これは、時計の時刻設定機能が台所側のリモコンにあるためかも知れませんが、通勤前のシャワーで時間が分からないことが、とても不便でした。
古い給湯器の台所リモコン
少し奥に付いているので、嫁が電源を押す時に背伸びが必要と、取付位置に不便さがありました。
新しい給湯器の台所リモコン
スイッチが押し易いよう、手前に付けてもらいました。
そもそも、リモコンの電源ボタンが古いタイプは右側で、新しいタイプは左側に変わったので、我が家では電源ボタンが手前となり、嫁も楽々電源ボタンを押せるようになりました。
また、古いリモコンには無かった「追い炊きボタン」が追加されたので、台所からでもお風呂の追い炊きができるようになりました。
続いてお風呂のリモコンを取り替えた
台所リモコンの機能確認が終わった後は、お風呂のリモコンを取り替えました。
防水加工等を行うため、30分程度と長い時間を要しました。
古い給湯器のお風呂場リモコン
工事途中のお風呂場リモコンです。
我が家は、外の外壁からもリモコンが固定されているので、外壁側の工事をしている合間に撮影しました。
新しい給湯器のお風呂場リモコン
使い勝手は、古いタイプと全く変わりませんでした。
お風呂場リモコンを設置した後、「お風呂全自動」でお風呂が設定の湯量と湯温で沸くテストを行いました。
このテストでお風呂が沸いた後に、リモコンの説明をしながら、湯量等の好みを業者さんが確認ながら設定変更してくれます。
「お風呂全自動」でお風呂を入れている間でガスと水道のパイプに新しいスポンジを巻いてくれた
凍結等を防止するため、給湯器に繋がるガスや水道のパイプに新しいスポンジとテープを巻いてくれていました。
業者さんの配慮で、スポンジは厚めの物を巻いてくれたため、凍結にも充分対応できる安心感が生まれました。
また、仕事も丁寧で、テープの巻き方も非常に綺麗です。
プランマーズで給湯器を交換したら、工事費込みで12万5千円と格安だった
我が家の給湯器は、4人家族に最適な「24号 オート」です。
この給湯器本体、工事費、古い給湯器の処分費、出張費込みで「12万5千円(10%の税込み)」でした。
さらに、クレジットカード払いも可能です。(支払いに必要な専用の機械を持って来てくれます)
これを超える金額のお金は一切払っていません。
本当に安いです。
給湯器の「オート」と「フルオート」の違い
給湯器のカタログを見ると「オート」と「フルオート」があります。
結論を言えば「オート」を選んでおけば良いです。
「オート」でも、「お風呂自動」機能があって、指定した湯温と湯量でお風呂を沸かしてくれます。これで充分です。
「フルオート」では、さらに「自動洗浄機能」といった機能が付くので、特別な機能を付加したい方は「フルオート」が良いと思います。
(まとめ)給湯器の寿命は10年が目安
各給湯器メーカーは、給湯器の寿命を10年としているそうです。
ただ、ご近所の給湯器は5年で壊れたそうで、給湯器本体に当たり外れがあったり、給湯器に雨水が直接当たるか否かによっても寿命が異なってくると思われます。
今回、我が家で依頼したプランマーズは大当たりの業者さんでしたが、きちんと10年間補償してもらえる良い業者さんを探す事がとても大事だと、今回の工事で感じ取りました。