自分の責任で終電に乗り遅れたら自腹でタクシー代を出す必要はありますが、鉄道会社の責任によって終電の出発時刻が未定となった場合、もしくは終電の運行が取りやめになった場合等は、鉄道会社からタクシー代が出る可能性はあります。
終電が遅延したときのタクシー代請求の手順
手順は難しくありません。不明点は、駅員さんへ問い合せれば案内してもらえます。
1)切符、Suica(スイカ)等、電車を利用した履歴を準備
Suica(スイカ)等の電子マネーはカード内部に履歴があるので問題なく、切符については、改札を出てしまうと切符が無くなってしまうので、切符を持ったまま情報が得られるよう、普段から工夫しておきたいものです。
そういった意味では、Suica等の電子マネーを普段から利用するのが、履歴を残す意味で最適と言えます。
2)駅員へ「代行輸送依頼書」を請求
鉄道会社によって名称が異なるかも知れませんが、「代行輸送依頼書」(だいこうゆそういらいしょ)を駅員から受け取って、そこに移送ルートが書かれているので、そのままタクシー運転手へ手渡します。これで、タクシー代を支払うことなく、タクシーへ乗車できます。
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タクシー代を請求するときの留意点
タクシー代を請求する時に覚えておきたい留意点は以下の通りです。
後日の請求では証明が難しい
例えば、「代行輸送依頼書」を請求するにも大混雑という場合に、「めんどうだから後で請求しよう」と言って後日、駅員に言っても請求するのに充分な証明が揃わない可能性があるので、必ずその場で「代行輸送依頼書」をもらうようにしましょう。
タクシーには見知らぬ同行者が居る
鉄道会社も、可能な限り多く乗車させたいので、必ず同じ方面の見知らぬ人々と同乗します。
自分で立て替えて、後で請求するケースもある
駅員から証明書を受け取って、後で指定の場所に申請・精算するケースもあります。自分で立て替えるとき、現金・クレジットカードを持っていないと帰れないということになります。
(まとめ)駅は非常に混在するので、ネカフェ等に泊まるのも手
実際、新宿駅から「代行輸送依頼書」で帰宅した知人に話を聞いたところ、ターミナル駅だと待ち時間が長く、帰りも遅くなるということで、必ずしも、この方法が良いかは別として、電車遅延による場合は、できるだけタクシー代を請求して帰ることをおすすめします。
もし、長時間待つことが困難であれば、ネカフェ等、格安の宿泊も考えましょう。
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