5月、6月になると、ダニが気になります。
そこで、実際に布団に居るダニを退治してみました。
ダニを死滅させるために覚えておきたいポイント
実際にダニを死滅させるにはポイントがあります。また、やっても無駄なやり方もあります。
ダニは50度以上の温度にすると死滅する
ダニは温度が50度以上になると死滅、または弱ってきます。ダニを避けるとか、ダニが逃げて行くようにするより、完全に死滅させたいですよね。
ダニが50度以上になると死滅する実験をテレビで拝見しましたが、顕微鏡で観ると、確かに死滅、もしくはひん死状態になっていました。
干した日光だけでは死滅しない
我々は布団を干しますが、それでも布団の中が50度を超えることはないようです。
ダニを死滅させた後、掃除機で綺麗に吸い取る
死んだダニは他のダニのエサになったり、人間が死骸を吸うことでアレルギーの原因になるようです。
ダイソンの掃除機でぜひ吸いたいところです。
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布団のダニを死滅させる5つの方法
自分で実践してみたダニを死滅させる方法をご紹介します。
布団乾燥機の熱で退治する
布団乾燥機でも、50度以上の環境を作れます。布団乾燥機には、ダニ退治のモードが付いており、いつでも確実にダニ退治ができますね。この方法なら布団もふんわかとなって、特に冬場は寝やすくなります。
また、布団乾燥機は、靴乾燥、衣類の乾燥にも使えるので、この方法が最もお勧めできます。
今回使ったのは、象印 マット・ホース不要布団乾燥機 RF-AB20-CAです。
布団乾燥の他、ダニ撃退モード、洗濯物の乾燥、くつの乾燥に使えます。
普通の布団乾燥機はホースが付いてますが、これは写真の通り、本体を広げるだけで簡単にセッティングできる優れものです。
布団乾燥機を「ダニ退治モード」で稼働させた
今回初回なので、今まで蓄積したダニを退治したいと思います。ダニ退治モードは90分になります。
実験として、布団の中が、ダニが死滅する50度以上になるのか、布団に入ったとき、太もも辺りになる箇所へ温度計を入れました。
布団乾燥機の停止後、布団の中は50度を軽々と超えていた
ダニ退治モードをセットしてから45分後、温度計は50度以上のリミットに振り切っていました!これなら充分なダニ退治ができますね。
死滅させた布団のダニの死骸を掃除機で吸い取る
90分間のダニ退治モード終了後、死滅したダニを掃除機で吸い取ります。ダニの死骸はアレルギー原因になるため、必ず掃除機で吸い取りましょう。
今回、ダイソン掃除機のヘッドを布団用に交換して利用します。プラスチック製のシンプルな作りですが、意外に使いやすかったです。
掃除機はゆっくりと動かしながら吸い取りましょう。片道吸い取るのに30秒くらい掛ける感じです。
YouTube – 布団のダニを象印布団乾燥機で退治してみた
実際に布団乾燥機でダニ退治をした動画です。
高温の車内に布団を入れる
夏場に有効な手段として、非常に高温となる車内に布団を入れて干すという方法です。
実際、テレビで実験が行われているのを見ましたが、顕微鏡で見ると、50度以上の車内で干した布団のダニは死滅、または非常に弱っている状態になっていました。
ダニを捕獲するシートを使う
ダニをおびき寄せて捕獲するシートがあります。
これは、ただ置いておくだけでダニが捕れるので、布団のダニを掃除機で吸い取るといった作業が無くなるのが利点です。
ダニ捕りシートを実践した記事は、下記にまとめています。
布団を丸洗いする
布団の中にあるダニ・ゴミを丸ごと綺麗にする布団の丸洗い業者が居ます。半年〜1年に1回、布団を丸洗いすると、非常に効果的にダニ退治ができます。
コインランドリーの布団乾燥機に入れる
布団用の乾燥機がコインランドリーに設置されていることがあります。
布団用乾燥機なら、50度以上の高温にすることができます。布団用乾燥機のあるお近くのコインランドリーは、以下のサイトの条件選択で検索できます。
(まとめ)ダニを死滅させるグッズは家庭環境に合わせて
ダニを死滅させる方法を紹介しましたが、特に薬剤を使う場合は家庭の環境に配慮して利用の可否を決めましょう。
小さなお子さんやペットが居るなら薬剤は撒かない
ダニ退治の薬剤には、畳に撒くタイプがありますが、それを小さいお子さんやペットが吸ってしまうのも良くないので、薬剤を撒かずに退治する方法を記事にまとめました。
ダニ退治の機械はダニ専用では無い
ダニ退治に必要な機械は、布団乾燥機だったり、掃除機であるので、躊躇無く購入できるものばかりです。僕もダニにやられっぱなしだったのが、このダニ退治をしてからは、ダニにかまれる心配がまったく無くなりした。
5月に入ったら、ぜひみなさんもマメに実践してみてください。