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お風呂の二重窓を接着剤だけで作ってみた!冬だけでなく梅雨の季節も冷気を遮断してくれるポリカーボネートの内窓は最強の暖房だった

住宅・インテリア実例やDIYまとめ
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以前から、お風呂場の寒さに悩まされ続け、そろそろヒートショックの心配も必要な年齢になったのですが、お風呂場を二重窓にするのに勇気が必要でした。なぜなら、お風呂場のタイルにネジを埋め込まないといけないと思っていたからです。

でも、実は接着剤だけでお風呂を二重窓にすることができます。その一部始終を解説します。

お風呂を二重窓にした完成系

お風呂に内窓をつけた状態

写真では、さほど見た目に安っぽさは感じないと思いますが、この白い内窓、窓枠もガラス部分もすべてプラスチック製です。この窓は、「ポリカーボネート」という、形状はダンボールのようで、「ダンボールの形状をしたプラスチック」だとイメージしやすいと思います。


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接着剤だけで作るお風呂の二重窓の作り方【概要】

実際に僕が実施した作り方の手順概要です。

下のレールのみ接着し、一週間乾燥させる

窓枠は上下のレールと、左右の枠から構成されています。上下のレールを一日で組み上げるより、まずは下のレールのみしっかり固定させて、その上で窓枠が左右にスムーズにスライドするよう上のレールを微調整しながら接着するほうが確実だと考え、まずは下のレールのみ接着しました。

窓枠部分を切断する

下のレールを接着した日、もしくは上のレールを取り付ける日に、窓枠部分をカッターやのこぎりで切断します。カッターだとちょっと力が必要だったり、大きめのしっかりしたカッターでないと切断しづらいので、のこぎりがいいかも知れません。販売するお店によっては、有料で切断してくれるサービスもあるので、綺麗に切りたいならそちらをおすすめします。

窓を組み上げる

切断した窓枠にポリカーボネートをはめ込んで、窓を組み上げます。切断は大変ですが、組み上げは簡単です。なお、ポリカーボネートはあらかじめ寸法通りにお店にカットしてもらったものを買った方がラクですし、綺麗に仕上がります。

上のレールを、組み上げた窓枠がうまくスライドするような位置に接着する

組み上げた窓を下のレールに載せて、上のレールを仮止めします。このとき、窓がスムーズにスライドする位置を確認しながら上のレールを接着します。

上のレールが乾燥した一週間後に、左右の窓枠を接着する

上のレールを固定すれば、普通に窓として利用できます。上下のレールがしっかり固定された状態になったら、左右の窓枠を接着します。このとき、2枚の窓を窓枠に当てがえば、窓枠の固定位置が把握できます。

接着剤だけで作るお風呂の二重窓の作り方【詳細】

詳しい作り方の手順を写真入りで解説します。

下のレールのみ接着し、一週間乾燥させる

下のレールのみ接着し、一週間乾燥させる

まずは下のレールのみ接着して、一週間乾燥します。

下のレールのみ接着するのは、下のレールをしっかり固定した後に、上のレールを位置合わせするためです。上下両方の接着が緩い状態で組み上げるとずれてしまうからです。

スーパーXをまんべんなく下のレールに塗る

水場でも接着できるスーパーXを下のレールにまんべんなく広げます。

下のレールの接着後しばらくはずらしが効くので微調整する

下のレールを接着したら、素早く微調整して、レールがきちんとした位置にくるよう微調整します。微調整後、1〜2分は手で固定した方がよいです。

窓枠部分を切断する

ポリカーボネートの窓枠を組み上げる

次に窓枠部分を切断します。切断のポイントは、下記の通りです。

左右の枠

ポリカーボネートに上下枠をはめ込んだときの長さ

上下の枠

ポリカーボネートに左右の枠をはめ込んだ内側の長さ

上下の窓枠をはめ込んだ上で左右の枠のサイズを計る

なので、最初に左右の枠に適した長さを計りますが、その方法は、ポリカーボネートに上下の枠を仮ではめ込んだ上で、上下の枠を含めた長さを計ります。

窓を組み上げる

ポリカーボネートに窓枠をはめ込む

ポリカーボネートへ窓枠をはめ込むのに、接着剤は不要です。写真の窓枠はサイズが短くなっていますが、僕のサイズ計り誤りなので、悪い例として見てください。

ポリカーボネート窓枠の上のレールを取り付ける

窓枠を取り付けるため、上のレールを接着します。

上のレールは接着剤を付けたあと、マスキングテープで固定します。マスキングテープははがしやすいテープなので、レールが固定された後、簡単にはがせます。

上のレールを貼り付けるとき、窓枠を一緒に取り付けて、窓がスムーズに開け閉めできる位置となるよう、窓の開け閉めをしながら上のレールの位置を微調整します。

ポリカーボネートと上のレールを同時に取り付ける

上のレールを固定してから窓枠を後からはめ込むことはできますが、僕のようにサイズを計り誤ると後からはめることができなくなるので、上のレールの取り付けと同時に窓枠を入れておくことをおすすめします。

上のレールが乾燥した一週間後に、左右の窓枠を接着する

ポリカーボネートの窓枠を完成

写真では左右の窓枠が取り付けられていませんが、ほぼ完成系のポリカーボネート窓です。

材料はプラスチックですが、見た目は思ったほど悪くありません。お風呂の雰囲気にマッチしたデザインだと感じます。

窓枠の効果は抜群!

お風呂の二重窓を接着剤だけで作ってみた!冬だけでなく梅雨の季節も冷気を遮断してくれる内窓は最強の暖房だった

取り付けは冬前だったのですが、ポリカーボネート窓を閉めたときと開けたときの温度差は大きなものです。また、現在は取り付け後1年経過していますが、梅雨の涼しい時期のお風呂でも肌寒さを感じないという大きな効果を感じています。

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