ともかく外貨預金は実際にやってみないとわかりませんが、元本割れのリスクがあります。同じ外貨ならSPYDを強くおすすめします。
高金利2.0%に釣られて外貨預金したのは大失敗
上の写真を見てください。
ニュージーランドの外貨預金をした残高です。
毎月1万円を24ヶ月続けています。
単純計算では24万円のはずが、なぜか220,575円と少ないのです。
さらに、利子が2.0%であるのに、元本割れしています。
さらに写真の下に書かれている通り、220,575円からさらに20.315%の税金が引かれます。
なぜこんなに少なくなるのでしょう。
日本円からニュージーランド通貨に交換する手数料が高い
毎月1万円を積み立てる時、1万円の中から「ニュージーランド通貨に交換する手数料」が引かれます。これだけでも、単純に考えると元本割れしますね。
毎日、為替レートが変化する
ご存知の通り、ニュージーランド通貨に交換した後、為替レートが下がれば、日本円に換算した時の価値は下がります。これでさらに元本割れが発生する可能性があります。
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外貨預金は元本割れを起こす可能性が高い
結局、銀行が外貨預金を「高金利です!」とすすめるのは「手数料で収益が挙げられるから」であって、決して預金者のメリットを考えたものでないことを、念頭に置いておきましょう。
米国株と同じように気軽に買える高配当株ETFであるSPYDで積み立てすることにした
SPYDとは「SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF」という、感覚的には証券会社で米国株を買うような感覚で買えるものです。
日本の株は最低100株単位で買うのが通常ですが、米国株は1株から買えます。上の写真の右端が現在の利益ですが、買って2週間足らずで4千円の利益になっています。
では、なぜ僕は高配当株ETFであるSPYDの積み立てに変えたのでしょうか。
配当利回りが6.0%〜7.0%と高い金利である
SPYDを保有すると、年4回、6.0%〜7.0%と高い金利の配当が受け取れます。
配当を受け取るというのは、「銀行から利子をもらう」のと同義です。
株と同じく価格が上がって儲けが出る
これはメリットでもありデメリットでもありますが、SPYDは米国株式市場で売買されるため、1株あたりの価格が上下します。
価格が上がれば少なくとも数千円は儲かります。もちろん、逆に下がれば損しますが、下がった時に売らなければ良いのです。
上の写真で大幅に下落しているのは、コロナショックの影響です。従って、コロナショックで安いうちに購入すると、将来的に上がることが期待できます。
複利効果で配当にも金利が付く
配当は3ヶ月に1度受け取れますが、その配当でSPYDを追加購入することで、結果的に「配当にも金利が付く」ことになります。
長期間SPYDを保有することで、配当が増えて、さらに増えた配当に金利が付くという大きなメリットが生まれます。
高配当株ETFであるSPYDの買い方
実際にSPYDの買い方を解説します。
まずはSBI住信銀行とSBI証券に口座を作る
流れとしては、SBI住信銀行に作った口座に日本円で入金した後、SBI住信銀行で米ドルの外貨預金(手数料はすごく安い)します。
外貨預金する日本円の金額は、最低でも1万円にしましょう。
SBI住信銀行の外貨預金をSBI証券の口座へ移動(無料)
SBI住信銀行で外貨預金した米ドルを、SBI証券の口座へ入金します。手数料は無料です。
SBI証券の外国株を銘柄「SPYD」で検索
米国株の略称は短い英単語なので、銘柄の検索で「SPYD」を検索して表示します。
SPYDを「外貨決済」で買い付ける
SBI証券の口座には、SBI住信銀行から入金した米ドルが入っているので、「外貨決済」でSPYDを買い付けます。
口数は入金した米ドルの金額分が購入できるので、入金不足とならない口数を数字で入れましょう。
なお、米国株式市場は深夜に開場するため、買い方を「成行(なりゆき)」にしておくと、株式市場が開場した時の価格で自動購入されます。
(まとめ)SPYDを積み立てれば、SPYDの配当金が生活費の足しになる!
世の中には、SPYDをたくさん保有していて、多くの配当金を受け取り、その配当金を生活費に充てている人が居ます。
僕も、「老後2,000万円問題」を解決するひとつの手段として、毎月SPYDを3万円から10万円買い付けています。
銀行の外貨預金は預金した途端に元本割れしていましたが、SPTDは初めて入金した時から4千円の利益(10万円以上を入金)となっていました。
ここでおすすめしたSPYDは、ネットで検索すると、様々な人が「SPYDは良い」と評価しています。
ぜひとも外貨預金でなく、SPYDの積み立てを強くおすすめします!