神戸へ行く機会があったので、元町の南京町、横浜で言うと中華街みたいな場所に行ってみた。事前に神戸グルメを調査してみたが、あまりコレという店がみつからなかったので、まあ行けば行列が見つかるだろうと思いながら歩いてみました。
神戸の南京町は春節で盛り上がっていた
2月真冬の休日だが、比較的あたたかな日だったのと南京町は春節で盛り上がっていたので、かなりの人が南京町を訪れていた。まあ、横浜中華街よりは人も少ないので、驚くような人ごみには感じませんでした。
ぎょうざ大学には10人位の行列で、その人気ぶりが伺えた
表通りで行列ができる店はあまり目にしなかったが、路地裏に幾つかの行列ができていたので、その中の「ぎょうざ大学」に入ってみた。食べログでも3.5と評価は高いのです。。
「神戸まで来て餃子…、家に帰ったら、なんで神戸で餃子なの?」と訊かれそうなのを気にしながらも、神戸でしか食べれないと自分に言い聞かせながら、行列に並んでみました。
スポンサーリンク
ぎょうざ大学のお店の風貌から長い歴史を感じる
お店は長年やっている風貌で、お昼の2時なのに行列はなかなか途切れません。
ラーメンもあるらしいが、「うちはラーメンをオススメしていません」とお店の人が言うくらいに、餃子には自信がありそうです。
餃子の値段もリーズナブルだが、ラーメンも安い
メニューを見てわかる通り、人気の餃子は270円、ラーメンが600円と、さすが食い倒れ大阪に近いことだけのことはあります。とてもリーズナブルな価格。ほんとうに良心的なお店である。大阪には何度か来ているが、どこのお店に入ってもハズレが無く、必ず満足させてくれるのがうれしいです。
餃子のたれは白みそで、これがまた旨い
僕は700円の餃子定食を行列の途中で注文して、カウンターに着いた。
餃子定食は餃子2人前、中ライス、大きめの器の玉子スープがセット。テーブルにラー油はあるが、醤油の代わりに白味噌があった。
餃子はやや小ぶり、これは一口でほうばれるよう配慮したものだと想像する。一口食べると、東京で食べる餃子と二味くらい違う。東京の餃子だと塩・コショウが効いているケースが多いが、この「ぎょうざ大学」の餃子は、具の中にあるすべての素材がフラットに味を出しており、きちんと融合している。そして、決して白味噌が餃子の味を汚してなく、白味噌は餃子の味を引き立てている。
関西は「薄味」というイメージはあるが、この餃子の味もやはりツンツンしていないまろやかな印象で、この味ならいくらでもペロリとイケそう。現に、隣に座ったカップルは、二人で6人前の餃子を注文していた。前にも来店していたカップルという感じで、6人前もイケるということを知っている様子だった。
カウンターの中には、とても若い男性が餃子を焼いている。あと、カウンターの外では、これまた若い男性が餃子をひたすら作っていた。この二人がお店の将来を担っていくのなら、このお店も安泰だ。
ぎょうざ大学の前には神戸牛が堪能できるお店もある
なお、ぎょうざ大学の前に神戸牛が食べれるお店「吉祥吉」があった。たぶん東京の人なら「吉祥寺」と一瞬は見間違えると思う。行列はできていないものの、高額な神戸牛がリーズナブルに食べれるお店だ。食べログでも評価は高い。
「餃子のあと、こっちにも入ろうかな」と企んではみたが、ざんねんながらお腹がいっぱいになったので断念。今度、神戸を訪れたときは、是非神戸牛を堪能したいと思う。
南京町では他にも行列の餃子屋さんがあった
南京町で他に行列ができていたお店は「上海餃子」という店だった。次回はぜひこちらでも食べたい。
「ぎょうざ大学」は雰囲気も良く、さすがという感じ。神戸の南京町へ幾度も行く機会があるなら、ぜひ一度、立ち寄って欲しい名店である。