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Excelで以上、以下、より大きい、未満、等しい、等しくないの記号を入力する方法と実際の使い方

Excel初心者向け解説と超便利技
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比較演算子である、以上、以下、より大きい、未満、等しい、等しくないをExcelで入力する方法と、実際の使い方を解説します。

Excelで以上、以下、より大きい、未満、等しい、等しくないを入力する

比較演算子をExcelで表記する場合、下記となります。

「以上」の表記方法

セル「A1」の値が10以上を示す時、「以上」は「>=」と表記します。

A1>=10

「以下」の表記方法

セル「A1」の値が10以下を示す時、「以下」は「<=」と表記します。A1<=10

「より大きい」の表記方法

セル「A1」の値が10より大きいを示す時、「より大きい」は「>」と表記します。

A1>10

「未満」の表記方法

セル「A1」の値が10未満を示す時、「未満」は「<」と表記します。A1<10

「等しい」の表記方法

セル「A1」の値が10に等しいを示す時、「等しい」は「=」と表記します。

A1=10

「等しくない」の表記方法

セル「A1」の値が10に等しくないを示す時、「等しくない」は「<>」と表記します。

A1<>10


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「以上」等の具体的な使い方

「以上」や「以下」等を実際にExcelで利用する場合の具体的な使い方を解説します。

指定したセルが10以上なら「10以上」と表示する

下記の式は「A1」セルの値が10以上なら「10以上」と表示して、10未満なら空白を表示するIF関数の数式です。

=IF(A1>=10,”10以上”,””)

指定したセルの範囲で10以上のセルの数を数える

下記の式は、セル「A1からA12」の範囲に、10以上のセルが幾つあるか数えるCOUNTIF関数の数式です。

比較演算子を記述する場合、普通は「A1>=10」というように左右に数字かセル番号が書かれますが、下記の通り「”」で囲った「>=10」と記述すれば「10以上」と示すことができます。

=COUNTIF(A1:A12,”>=10″)

COUNTIF関数で「〇以上」且つ「〇以下」であるセルの数を数える

COUNTIF関数を使って「〇以上」且つ「〇以下」であるセルの数を数える場合、「-」(マイナス)でCOUNTIF関数同士を繋ぎます。

=COUNTIF(A1:A12,”>=4″)-COUNTIF(A1:A12,”<=10")

COUNTIFS関数で「〇以上」且つ「〇以下」であるセルの数を数える

複数の条件を指定できるCOUNTIFS関数を使って「〇以上」且つ「〇以下」であるセルの数を数える場合、下記の通りCOUNTIF関数よりも記述がシンプルとなります。

=COUNTIFS(A1:A12,”>=4″,A1:A12,”<=10")

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