Excelで計算するためにSUM関数を入れたとき、状況によって「#VALUE」(答えが出せずにエラー)が表示されることがあります。このときの対処方法を解説します。
=SUM((AA104:AO105)/20)で「#VALUE」のエラー
=SUM((AA104:AO105)/20)
セル「 AA104:AO105 」の範囲の合計値を「 /20 」(20で割る)という式です。
SUM関数は
SUM(式)
という定義をするので、一見正しいように感じますが、これでは「#VALUE」のエラーとなりました。
「#VALUE」のエラーの対処方法
以下の通り、赤い文字の( )を削除すると、「#VALUE」のエラーが出ずに、計算可能となります。
=SUM((AA104:AO105)/20)
下記の通り、赤い括弧を削除すると、エラー無く計算結果が表示されます。
=SUM(AA104:AO105)/20
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=SUM(AA104:AO105)で空白セルを含めると「#VALUE」のエラー
「 AA104:AO105 」の範囲内に、数字の無い空白セルが混じっていると「#VALUE」のエラーとなります。
「#VALUE」のエラーの対処方法
SUMIF関数で「 0より大きい(=空白を除外)値のみ計算対象とする 」と指定することで、エラーは解消します。
=SUMIF(AA104:AO105,”>0″)
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