夏のキャンプで使うLEDランタン、懐中電灯、はたまた子どもの電動おもちゃ等、意外なときに単一電池が必要になります。ただ、できれば充電池である単三電池を使いたい。そんなときに利用したい単三電池を単一電池に換える方法を解説します。
単三電池を単一電池に換える方法
単三電池の大きさを、単一電池の大きさへ変更します。
電池サイズ変換スペーサーを使う
写真は、繰り返し使える単三電池のエネループ(充電池)と、単三電池を単一電池の大きさに変換できるスペーサーです。これで簡単に単三電池を単一電池の大きさに換えることができます。
電池スペーサーは、単三電池を入れる穴が空いています。
単三電池を入れます。フタはないのですが、簡単には単三電池が落ちないので、扱い易いです。
単三電池がスペーサーに入って、完全に単一電池となりました。
あとはキャンプ用のランタン等、単一電池で利用する機械に入れるだけです。
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実質的に単三電池を使うので、電池容量は単三電池となる
この方法は、単純に単三電池の大きさを単一電池に換えているだけなので、単三電池の電池容量しか使えないことになります。単一電池を使う機械は電池容量をたくさん使う物も多いことから、単一電池を使う時に比べると、使用時間はかなり短くなります。
(まとめ) パナソニック 単3形充電式電池用サイズ変換スペーサー 単1サイズ
単三電池から単二電池にも変換できる
パナソニック 単3形充電池用 サイズ変換スペーサー 2本入 単3形→単2形 BQ-BS2/2B
スペーサーはいろいろなサイズがあります。単三電池から単二電池に変換するスペーサーもあります。
単四電池から単三電池にも変換できる
エネループ・エネロング・アルカリ電池対応!単4電池⇒単3電池に変換!単3形スペーサー5個入りパック
単四電池しかないのに単三電池を使いたい場合でも、単四電池から単三電池にも変換できるスペーサーは販売されています。
電池スペーサーを使うときに気をつけること
電池スペーサーを使う時に、気をつけるべき留意点は下記となります。
普通の電池と充電池を混ぜない
僕の撮影した写真はNGな電池の入れ方です。普通の単一電池と充電池を混ぜて入れています。
このような入れ方は機械に負担をかけるので、絶対にやめましょう。そもそも普通の電池と充電池では、1.5V(ボルト)と1.2V(ボルト)という電力量の違いがあるからです。
また、「単一電池」と「スペーサーに入れた単三電池」では、電気の持ちが違うので、単一電池の電気が余っていても、「スペーサーに入れた単三電池」の方が先に無くなります。
充電池は同じメーカーの、同じ単三電池で揃えましょう。
電池はできるだけ同じ使用頻度を揃える
新しい充電池と古い充電池を混ぜると、古い充電池の方が早く電気が無くなって、結果、新しい充電池に電気が残っていてもその機械が利用できなくなります。なので、可能な限り同じ利用回数である充電池を揃えた上で利用するようにしましょう。
充電池で経済的に使いたい
すっかりおなじみですが、電池は繰り返し使える充電池を使いましょう。1回使い切る電気は数円で済みます。
エネループが有名な充電池ですが、Amazonでも人気の充電池が販売されています。
Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池 単3形4個パック (最小容量1900mAh、約1000回使用可能)
充電池は単四電池もあります。
充電には、充電器を使います。単三電池、単四電池の両方を充電できます。
防災グッズとしても揃えておきたい
東日本大震災のとき、僕はLEDランタンの使用にスペーサーが必要となってAmazonを探しましたが、需要が多いことから販売者がスペーサーを数千円という高価格にしていました。
仕方なく高価格で買いましたが、普段、価格が数百円と落ち着いているときにこそ、スペーサーは必要分を買いそろえておきましょう。