イヤホンやヘッドホンに、片方は「L」、もう片方は「R」と書いてあります。この意味と、どちらを自分の耳のどちらに付けるのか解説します。
イヤホンやヘッドホンの「L」、「R」の意味、耳への付け方
「L」と「R」の意味を具体的に説明します。
「L」と「R」の意味
イヤホンやヘッドフォンに書かれている「L」と「R」の意味は下記の通りです。
- 「L」=「left」(レフト)で「左」の意味
- 「R」=「Right」(ライト)で「右」の意味
「L」と「R」は自分のどちらの耳に付けるか
Lは左、Rは右という意味はわかりましたが、実際にどちらの耳にLを付けるかは、下記の通りです。
- 「L」は、自分の左耳に付ける
- 「R」は、自分の右耳に付ける
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基本的に、自分を中心にして、左(L)と表記されているなら「自分の左側(L)」、右(R)と表記されているなら「自分の右側(R)」と考えてください。
スピーカーに書かれている「L」と「R」の置き方
スピーカーの置き方も、イヤホン同様に「L」と「R」をどちらに置くかは「自分の中心にした左右」と考えてください。
スピーカーが2台の場合
スピーカーと向き合った時、下記の通りに置きます。
- 「L」のスピーカーを向かって左側に置く
- 「R」のスピーカーを向かって右側に置く
5.1chのホームシアターで自分の後ろ側にあるスピーカーの場合
5.1chは、小さなスピーカーが5台、サブウーハーと呼ばれる大きなスピーカーが1台の構成です。
やはり5.1ch(ごーてんいっちゃんねる)の場合、2つの小さなスピーカーを後ろに配置しますが、後ろに配置したスピーカーに背を向けた状態での配置は、下記の通りです。
- 左側へ首をひねって見えるスピーカーが「L」(正確には「RL」(リアのレフト)を配置
- 右側へ首をひねって見えるスピーカーが「R」(正確には「RR」(リアのライト)を配置
5.1chホームシアター「CENTER(センター)」スピーカーの場合
5.1chの小さな5台のスピーカーの4台は前の左右、後ろの左右に配置した後、1台は前の左右の真ん中に配置します。
5.1chホームシアターのサブウーハーの配置
「5.1ch」と表記される「0.1ch」は、低音を出す「サブウーハー」という大きなスピーカーを意味します。1台しかないサブウーハーの置き方を解説します。
まず、なぜサブウーハーは1台しかないか
音には「指向性」(しこうせい)があります。
これは、「音を出す向き」を意味しますが、スピーカーによっては「ほぼ正面にだけ音を出す」スピーカーや、「広角に広がるように音を出す」スピーカーと様々です。
そして、高音と低音で、実は指向性に違いがあります。
- 高音は、左から鳴れば人間は左側から音がハッキリ聞こえる
- 低音は、左から鳴っても人間は左側から音が鳴っているとハッキリ認識しない
要するに、低音は「人間の耳には、どちらから鳴っているか、あまりハッキリしない」のです。
この理由から、低音専用であるサブウーハーを左右2台置いても、人間には明確に「左から鳴っている」と聞き取りづらいので、1台のみとなります。
サブウーハーの場合
サブウーハーの配置は下記の通りです。
- 自分の前の左右どちらでも構わない