Subversionで「405 Method Not Allowd」というエラーが表示されることがあります。この原因と対処方法を解説します。
Subversionのエラー内容
Commit failed (details follow):
MKCOL request on
‘/svn/trunk/xxxx’★日本語ファイル名
failed: 405 Method Not Allowed
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405 Method Not Allowdのエラー原因
アップロードしようとするフォルダが、既に他の人によってアップロードされているためです。
Subversionは常に最新版の状態を保つことを目的としたツールであるため、他の人が更新した内容が消えないよう、あなたが更新したファイルで上書きしないようエラーを出力します。
従って、自分が更新したファイルでSubversionの中に格納されているファイルを更新することはできません。
405 Method Not Allowdの対処方法
下記の手順で対処します。
自分のパソコンに保存されるファイルを別フォルダへ移動
自分のパソコンに保存されているローカルフォルダのファイルを、自分のパソコンの別フォルダへ移動します。これは、自分が更新したファイルをバックアップする意味を持ちます。
自分のパソコンのフォルダでSubversionのUpdate(更新)を行う
Updateで、自分のパソコンに保存されているローカルフォルダのファイルを更新します。
これで、Subversionにアップロードされている最新のフォルダやファイルが、自分のパソコンのローカルフォルダにダウンロードされます。
最新版のファイルを更新してから、Subversionへアップロードする
自分が更新したい内容を最新のファイルへ反映して、改めてSubversionへアップロードします。
405 Method Not Allowdのエラーを出さないための対応
Subversionでは、TortoiseSVNで直接ファイルを編集するようにします。
この時、「ファイルに使用中のロック」を掛けるようにします。ロックを掛けることで、同時に別々の更新を行うというミスが無くなります。
TortoiseSVNによるロック方法は、下記リンクを確認してください。