Googleアドセンスのレスポンシブ広告とは、ブログに広告を掲載するとき、自動的に広告が表示できる範囲にマッチしたサイズで広告を表示してくれる優れたサービスです。
今までは、ブログに貼ったパソコン用のアドセンス広告がスマホでは横にはみ出していましたが、Googleレスポンシブ広告だと自動的に表示幅に合わせて縮小してくれるので、スマホのサイズにマッチした表示をしてくれます。
ただ、問題もありました。
自動でサイズが変わってしまうので、自分の希望しないサイズになってしまうのです。しかし、これはアドセンス広告のコードを少し変更するだけで解消できます。
なお、当記事で紹介する広告コードの変更は、Google公認の変更であるため、Googleで禁止される「コードの改変」には当たらないのでご安心ください。
レスポンシブ広告の形を希望通りにする方法
アドセンス広告は、正方形に近い形だったり、横長もしくは縦長だったりします。「ねたこれ」にレスポンシブ広告を貼付けたところ、自分が希望しない細い横長となってしまいました。
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広告の形を正方形に近い形にする方法
これを正方形に近い形にするのは、Googleレスポンシブ広告のコードを1箇所変更することで可能です。
Googleレスポンシブ広告のコードの一部
<ins class=”adsbygoogle”
style=”display:block;”
data-ad-client=”ca-pub-8857038136120407″
data-ad-slot=”5077009177″
data-ad-format=”auto”></ins>
<script>
上記のコードに「data-ad-format タグ」があります。この設定値である”auto“は「システムが最適と判断した形態に自動変更」という意味になります。
この”auto”を、自分が希望する広告の形にするには、下記の通り変更します。
レクタングル(正方形に近い形)にしたい場合
data-ad-format=”rectangle”
縦長にしたい場合
data-ad-format=”vertical”
横長にしたい場合
data-ad-format=”horizontal”
「ねたこれ」で実践した設定変更
当ブログ「ねたこれ」は、細長い広告より正方形に近い形の広告を掲載したかったので、下記の通り「rectangle」へ変更しました。
変更前
data-ad-format=”auto“>
変更後
data-ad-format=”rectangle“>
コード変更後は、ブログ本文の横幅ぴったりの特大広告となりました。
この解説は、Googleヘルプに掲載されています。
アドセンス広告を特大広告から横幅336px広告に変更する設定方法
掲載する広告を、すべて横幅336pxに変更することも可能です。
横幅336px広告への変更前
<ins class=”adsbygoogle”
style=”display:block;”
data-ad-client=”ca-pub-8857038136120407″
data-ad-slot=”5077009177″
data-ad-format=”rectangle”></ins>
<script>
横幅336px広告への変更後
<ins class=”adsbygoogle”
style=”display:block;max-width:336px;”
data-ad-client=”ca-pub-8857038136120407″
data-ad-slot=”5077009177″
data-ad-format=”rectangle”></ins>
<script>
今まで特大広告だったのが、最大で横幅336pxの広告のみ表示されるようになりました。