口座縛りのEAをデモ口座で動作させて、そのトレードをリアル口座でコピーすることも可能な無料のコピートレードEAをご紹介します。
コピートレードするならスプレッドの狭い口座開設は必須!
コピー元よりもコピー先のスプレッドが広い場合、コピーされた結果がマイナス決済になる確率が高くなります。
従って、コピー先に選ぶ口座はスプレッドの狭い「ThreeTrader(スリートレーダー)」の「Pureスプレッド口座 」がおすすめです。
実際にXMTradingのゼロ口座とThreeTraderのPure口座でコピートレードしてみた
まず、XMTradingのゼロ口座のトレード結果が下記です。スプレッドだけならコピートレードで勝てていますが、この結果に手数料が加わるため、結果、トレードに負けています。
対して、スプレッドが狭く、且つ手数料無料のThreeTraderのPure口座でコピートレードしてみた結果、トレードに勝てています。
上記の通り、ThreeTraderのPure口座を開設して、コピートレードに利用することが最適です。更に、ThreeTraderのPure口座よりスプレッドが狭いThreeTraderのRaw口座もコピートレードに最適です。ThreeTraderのPure口座開設は下記リンクから可能です。
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異なる通貨ペア名でもコピー可能な「ライクネス」EA
「ライクネス」と言うEAは無料版と有料版がありますが、無料版でも充分コピートレードが可能です。
無料版「ライクネス」でできること
「ライクネス」は無料版だけでも充分なコピートレードが実現できます。
ロットモードの変更
コピー元ロットから何パーセントのロット数でコピー先をトレードするか設定できます。また、コピー先のロット数を固定ロットで指定することも可能です。
通貨ペア名変換機能
通貨ペア名がFXブローカーで大きく異なる例としては「XAU/USD」があります。「XAU/USD」は「金/米ドル」の通貨ペアですが、FXブローカーによっては通貨ペアを「GOLD」と表記します。
「ライクネス」では、コピー元とコピー先の通貨名を設定できるため、異なる通貨ペア名でコピートレードが実現できます。
他にも無料コピーツールはありますが、異なる通貨ペア名をコピートレードできるのは「ライクネス」以外に存在するか否かという位に珍しい仕様です。
無料版「ライクネス」のダウンロード
下記の記事に無料版「ライクネス」のダウンロードリンクがあります。

無料版「ライクネス」の使い方
無料版「ライクネス」の使い方を解説します。
口座一括でコピーするため、「ライクネス」EAは任意の通貨ペア画面1つにセット
「ライクネス」は、コピー元の口座でトレードされる通貨ペアの全てをコピー先口座へコピーするため、例えば、コピー元のMT4でUSDJPYのチャートを表示して「ライクネス」をセットすれば、コピー元でXAUUSDやAUDUSDがトレードされても、コピー先へコピー可能です。
通貨ペア名がUSDJPYmでも通貨ペア名変換は不要
「ライクネス」は通貨ペア名のみ認識するため、例えば通貨ペア名がUSDJPYmをUSDJPYの口座にコピーする場合でも、通貨ペア名の変換無しでコピーできます。
XAUUSDをGOLDにコピーする場合は通貨ペア名を変換
コピー元がXAUUSDでコピー先がGOLDの場合は、通貨ペア名変換に必ず大文字で「XAUUSD」と「GOLD」を設定します。もちろん、コピー元がGOLDでコピー先がXAUUSDの場合は逆転して設定します。
なお、GOLDだけ通貨ペア名変換しておけば、その他のUSDJPY等は問題無くコピーできます。
有料版「ライクネス」でできること
有料版は下記の機能が追加されます。
ナンピンの途中からコピーを開始してリスクを低減する機能
例えば、ナンピンするEAの最大ナンピン数が10回である場合に、毎回必ず5回目のナンピンからコピートレードを開始する設定ができます。無駄にナンピン回数を増やさないことで、口座破綻のリスク低減が可能です。
複数の通貨ペアへコピートレードが可能なマジックナンバー機能
コピーしたい通貨ペアが複数ある場合、コピー先の通貨ペアへ「ライクネス」EAを設定する際に「マジックナンバー」を付与して、通貨ペアを識別させる必要があります。有料版では「マジックナンバー」の付与が可能です。
売買可能なロット数の設定
例えば、コピー元で1.0ロットがトレードされても、「ライクネス」の設定で「0.8ロットを売買可能なロット数の上限値」としていれば、コピートレードしない設定です。売買可能な上限値と下限値を設定できます。
テイクプロフィットとストップロスの設定
コピー元のテイクプロフィットとストップロスの値を無視して、コピー先で独自のテイクプロフィットとストップロスの値を設定できます。
コピー元と反対方向の売買が可能な機能
例えば、コピー先で「反対方向の売買を行う」設定にした場合、コピー元で「買い」エントリするとコピー先では反対方向の「売り」がエントリできる機能です。
その週のエントリ終了曜日と時刻の機能
指定の曜日、指定の時間以降をエントリー不可(決済は可能)にする機能の曜日の設定です。
有料版「ライクネス」のダウンロード
下記の記事から有料版「ライクネス」が購入できます。

TaritaliコピートレードEA
Taritali(タリタリ)は、FXでトレードした分だけキャッシュバックが受けれるサービスですが、無料でコピートレードEAを配布しています。
TaritaliコピートレードEAの内容
記事執筆当初はベータ版ではありますが、Taritaliのサーバを経由してトレードシグナルをコピー先へ送信できます。
受信側ではTaritaliの口座を利用する必要がある
送信側はデモ口座でも構わないのですが、受信側ではTaritaliに登録された口座である必要があります。
「Taritaliに登録された口座である必要」と言っても、キャッシュバックを受けれる口座登録なので、利用者にとってメリットのある制約です。
Taritaliの会員登録、及び新規口座作成と追加口座作成は、下記の記事を参照ください。

送信側がMT4で受信側がMT5、又はその逆とすることも可能である
MT4から送信したシグナルをMT5で受信してトレード可能な優れものです。
従って、MT4用しか動作しないEAをMT5で動作させることが可能です。
TaritaliコピートレードEAの使い方
実際の使い方は、コピートレードEAダウンロードページに記載があります。

FinalCashBackコピートレードEA
FinalCashBack(ファイナルキャッシュバック)は、Taritaliと同じくFXでトレードした分だけキャッシュバックが受けれるサービスですが、無料でコピートレードEAを配布しています。
FinalCashBackコピートレードEAの内容
Taritaliと同様にFinalCashBackのサーバを経由してトレードシグナルをコピー先へ送信できます。サーバを経由するため、MT4とMT5の間でもコピートレードができます。
FinalCashBackコピートレードEAの使い方
下記ページに「サービス:メニューがあるので、そこをクリックして、「アカウントコピーツール」の記載に、申し込み方法やコピーEAの設置手順の記載があります。
MT4とMT5間でもコピートレード可能な万能EA
とある元エンジニアのシステムトレードで無料EAを配布しています。
完全無料ではありますが、1口座毎にパスコードの送付を依頼する必要があります。
同一パソコン内であればMT4やMT5に関わらずコピートレード可能
このコピートレードツールは非常に優れもので、下記のコピートレードが可能です。
- MT4とMT4、MT4とMT5、MT5とMT5の何れの組合せでもコピートレード可能
- コピー先がどのコピー元アカウントからコピーするか指定できるので、同時に複数の組合せでコピートレード可能
- オートロット機能が付いており、コピー先のロット数を自動で大きくしてくれる。自動ロット計算は、配信口座の資産(円換算):配信口座のロット=受信口座の資産(円換算):受信口座のロット になるように計算される
- 受信口座、配信口座とも、ZARJPYmのように通貨ペア名に添え字がついている場合でも、ついていない場合でも問題なし
- ライブ口座、デモ口座どちらでも稼働する
- (デメリット)チャートはFX,仮想通貨など6文字か6文字+αで構成されるものである必要があります。(良い例:USDJPY, USDJPYm, USDJPY., BTCUSD, BTCUSD_。ダメな例:SPXm, JP225, gold)
コピートレードツールのパラメータ設定内容
パラメータ設定内容と設定方法を解説します。
- SenderOrReceiver
トレードを送信する側(親、配信元、配信口座)の場合はSender, トレードを受信する側(子、配信先、受信口座)の場合はReceiver
- SendersAccountNumber_whenReceiver
受信口座の場合のみ。配信口座の口座番号をここに半角で入力。
- AutoLotOrFixedLot_whenReceiver
受信口座の場合のみ。ロットを固定にするか配信口座のロット比率にするか選択
- FixedLot_whenReceiver
受信口座の場合のみ。固定ロットの場合に固定ロットをここに入力。
- CalcInterval_in_milisec
コピーを監視する時間間隔。100=100ミリ秒=0.1秒ごとにチェック。
- FillingMode
MT5、かつ、受信口座の場合のみ。MT5のオーダーのフィリングモード。
- FOK
注文数量を全部すぐに約定させる。ダメな場合、全部リクオートする
- IOC
注文数量が部分的に約定できる場合は、部分的に約定させる(XMtrading、FSBはこのモードに設定)
- CheckingHistoryDays
MT5、かつ、受信口座の場合のみ。オーダーの重複をさけるための履歴をチェックする履歴の日数。
コピートレードツールの入手方法
下記リンクからダウンロードします。
パスコードの送付を下記ページから依頼します。依頼前にTwitterで作者をフォローする必要があります。
MT4のコピーツール。無料試用有。1つで4機能「SyncSyncSync」
同期機能は、MTF分析や複数チャートに分割して分析する人にお勧めです。
しかし複数チャートの操作は、正確に同じ場所にラインを引くの難しかったり、移動・修正も倍以上の手間が掛かる為イライラが積もります。
Sync3を使うと、一度の操作のみで複数チャートにオブジェクトがコピーされる為、作業時間短縮と分析の集中に役立ちます。
手書きより正確に引けます。