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エクセルで足し算、引き算、掛け算、割り算!四則演算の数式の入れ方

Excel初心者向け解説と超便利技
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エクセル初心者にはわかりづらい「四則演算の数式の入れ方」を解説します。なぜなら、「算数の数式」とは若干違うからです。

エクセルの四則演算は一般的な記号と違う!

算数で習った計算式の記号は「+、ー、×、÷」ですが、エクセルでは以下を使います。

  • 足し算は「 + 」(プラス)
  • 引き算は「 – 」(マイナス)
  • かけ算は「 * 」(アスタリスク)
  • 割り算は「 / 」(スラッシュ)

要するに、かけ算は「 × 」でなく「 * 」で、割り算は「 ÷ 」でなく「 / 」を使います。

【注】ブログ記事での表記は「全角文字」の場合でも、実際にエクセルに入力するのは「半角文字」となります。

足し算は「 + 」(プラス)

足し算は通常、我々が知る通り、「+」を使います。

=1+1

または、関数を使うなら「=SUM」を使います。

=SUM(1+1)

上記の計算式をコピーして、エクセルのセルに入れてリターンキーを押すと、表示は「2」になります。上の計算結果が表示されるということです。

「 + 」の入力方法

  1. 文字入力を「半角」モードにします
  2. [Shift]キーを押したまま[れ]キーを押します

引き算は「 – 」(マイナス、又はハイフンと言う)

引き算は通常、我々が知る通り、「−」を使います。

=15-5

または、関数を使うなら「=SUM」を使います。

=SUM(15-5)

上記の計算式をコピーして、エクセルのセルに入れてリターンキーを押すと、計算結果である「10」が表示されます。

「 – 」の入力方法

  1. 文字入力を「半角」モードにします
  2. [ほ]キーを押します

かけ算は「 * 」(アスタリスク)

かけ算は「 * 」(アスタリスク)を使います。

=5*3

または、関数を使うなら「=SUM」を使います。

=SUM(5*3)

上記の計算式をコピーして、エクセルのセルに入れてリターンキーを押すと、計算結果である「15」が表示されます。

「 * 」の入力方法

  1. 文字入力を「半角」モードにします
  2. [Shift]キーを押したまま[け]キーを押します

割り算は「 / 」(スラッシュ)

割り算は「 / 」(スラッシュ)を使います。

=15/5

または、関数を使うなら「=SUM」を使います。

=SUM(15/5)

上記の計算式をコピーして、エクセルのセルに入れてリターンキーを押すと、計算結果である「3」が表示されます。

「 / 」の入力方法

  1. 文字入力を「半角」モードにします
  2. [め]キーを押します

エクセルの四則演算は「 = 」を先頭に!

先の計算例でも示した通り、エクセルの四則演算では「 = 」を先頭に入力します。「 = 」を先頭に入れることで、「計算です」という命令をエクセルに与えることができます。


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計算式を文字列として表示する方法

逆に、計算式でなく文字として「 = 」を入力したい場合、「 = 」の前に「 ‘ 」(シングルコーテーション)を入れます。キーボードで言うと、[Shift]キーを押したまま[7]キーを押すと、「 ‘ 」(シングルコーテーション)を入力できます。

‘=1+1

上記をコピーして、エクセルのセルに入れてリターンキーを押すと、先頭の「 ‘ 」が除かれた状態の「 =1+1 」と表示されます。

これは、「 ‘ 」が先頭に入った「 ‘= 」と入力したセルは、エクセルに対して『 「 = 」以降を文字列として見なさい 』と我々からエクセルに対して指示を与える意味を持ちます。

エクセルの四則演算は「 =SUM 」(SUM関数)でもできる

エクセルに対して計算してくださいという命令を与えるのには、「 = 」の他に「 =SUM」(SUM(サム)関数)という関数でもできます。

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