WordPressで記事を書き始めるとき、カテゴリーを未選択だと「未分類」にチェックが付いています。この「未分類」カテゴリーを削除する手順を解説します。
そもそも「未分類」って不要?「未分類」を消すきっかけとは
「未分類」カテゴリーを削除する必要性って無い気がしていました。
しかし、こんなことがありました。
上の写真にあるとおり、Googleで検索したとき、「ヤフー」の下に「メール」や「ヤフオク!」というカテゴリーが表示されることがあります。僕が運営するブログでも検索結果にカテゴリーが表示されますが、ある日、このカテゴリーに「未分類」が表示されたのです。
当然、「未分類」には記事が1件も無いため、「未分類」をクリックしても「記事がありません」と表示されます。
このようなこともあるので、「未分類」カテゴリーを削除することに決めました。
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実は、そのままでは「未分類」カテゴリーは消えない
基本的に、WordPressのカテゴリーは、自由に追加・削除はできますが、なぜか「未分類」カテゴリーだけは削除できません。
実際に、カテゴリーの「未分類」の表示を確認すると分かります。
WordPress左側メニューから「カテゴリー」を選択
カテゴリーの追加・削除は、WordPress左側メニューから「投稿」→「カテゴリー」を選択します。
一覧表示されたカテゴリーから「未分類」の文字の上にマウスカーソルを当てる
登録されたカテゴリーが表示されるので、目的のカテゴリーへマウスを近づけると、上の画面の通り「編集」や「削除」といったリンクが表示されます。
「未分類」に「編集」メニューは表示されるが、「削除」メニューは表示されない
同じように「未分類」カテゴリーへマウスを近づけても「削除」リンクだけ表示されません。
「未分類」カテゴリーだけ「削除」リンクが表示されない理由
WordPressは標準で、新規記事の格納カテゴリーを「未分類」としています。従って、「未分類」カテゴリーが消えてしまうと新規記事を格納するカテゴリーが無くなってしまうことから、「未分類」カテゴリーは削除できない仕様となっています。
WordPress「未分類」カテゴリーの削除手順
手順該当としては、新規記事の格納カテゴリーを別のカテゴリーへ変更してから「未分類」カテゴリーを削除するというものです。
WordPress左側メニューから「設定」→「投稿設定」を選択
WordPress管理画面の左側メニューから「設定」→「投稿設定」を選択すると、「投稿設定」画面が表示されます。
「投稿用カテゴリーの初期設定」を「未設定」から別のカテゴリーに変更
「投稿用カテゴリーの初期設定」に「未設定」と表示されているので、別のカテゴリーに変更します。変更したら、画面下にある「変更を保存」を押下します。
WordPress左側メニューから「投稿」→「カテゴリー」を選択
WordPress管理画面の左側メニューから「投稿」→「カテゴリー」を選択すると、「カテゴリー」画面が表示されます。
「未分類」に「削除」リンクが表示されるのでクリックして削除
「投稿用カテゴリーの初期設定」が「未分類」でなくなったことによって、「未分類」カテゴリーが削除可能となりました。「未分類」にマウスを近づけると「削除」リンクが表示されるようになるので、「削除」リンクをクリックします。
「未分類」に入っている記事は一緒に消える?
「未分類」カテゴリーに公開済みの記事や下書きの記事が入っていた場合、カテゴリーは消えても記事は消えません。
複数のカテゴリーを設定した記事の場合
複数のカテゴリーを設定した記事、例えば「未分類」と「分類済み」というカテゴリーを設定した記事なら「分類済み」というカテゴリーだけに変わります。
「未分類」だけ設定した記事の場合
カテゴリーは、「投稿用カテゴリーの初期設定」に設定したカテゴリーへ自動的に変更されます。
(まとめ)不要なカテゴリーは削除することをおすすめする
カテゴリーは、出来ればサイトを初めて公開する前に確定しておくことが理想です。要するに、「サイト設計でカテゴリーを確定する」ということです。
これに加えて、「未分類」を含めて、不要なカテゴリーは削除することもおすすめします。
僕の様に、途中で削除したカテゴリー名がGoogleの検索結果で表示されることを避けるためです。
検索結果に表示された削除済みのカテゴリーをユーザがクリックすると、「記事がありません」と表示されるのは、ユーザにとってデメリットになります。