OSを起動したとき、MySQLを自動で起動するよう設定するコマンド「chkconfig」を解説します。
MySQLを自動起動設定にする手順
MySQLの自動起動が設定されているか確認後、設定されていない場合、chkconfigコマンドで「自動起動設定をオン」にする手順です。
1)MySQLの自動起動設定の状況を確認
chkconfig –list mysqld
コマンド実行例
# chkconfig –list mysqld
mysqld 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off
*表示された0から6まですべてが「off」なので、「自動起動設定はオフ」の状態です。
2)MySQLを自動起動に設定
# chkconfig mysqld on
3)MySQLの自動起動設定の状況を再確認
# chkconfig –list mysqld
mysqld 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
*表示された2から5まが「on」なので、「自動起動設定はオン」の状態です。
MySQLを自動起動した後にOSを再起動した起動時の例
ntpd を起動中: [ OK ]
mysqld を起動中: [ OK ]
postfix を起動中: [ OK ]
abrt デーモンを起動中: [ OK ]
httpd を起動中: [ OK ]
crond を起動中: [ OK ]
atd を起動中: [ OK ]
CentOS release
Kernel 2.6.32-696.30.1.el6.x86_64 on an x86_64
login:
*上記の通り、OS起動メッセージに「mysqld を起動中: [ OK ]」が表示されれば、MySQLが自動起動されています。
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MySQLを自動起動しない設定にする手順
前述の設定とは逆の「自動起動しない」」設定にする手順です。
1)MySQLを自動起動しないに設定
# chkconfig mysqld off
2)MySQLの自動起動設定の状況を確認
chkconfig –list mysqld
コマンド実行例
# chkconfig –list mysqld
mysqld 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off
*表示された0から6まですべてが「off」なので、「自動起動設定はオフ」の状態です。