レコードを大切に保管するために覚えておきたい6つのポイント

レコードの保管方法

アナログレコードはCDを凌ぐ音の良さです。
逆に、アナログレコードはとても取り扱いが面倒なモノでもあります。

レコードをいつまでの良い音で聴くために必要な、保管に関する6つのポイントを紹介します。

まずはレコードの特徴を知ろう!

レコードプレーヤーはすべての振動を音として拾う

レコードプレーヤーは、レコードの「音を刻んだ溝」にレコード針を当てて、音の振動を電気に換えてスピーカーから音楽を奏でてくれます。従って、レコード針は物理的な振動をすべて拾ってしまうわけです。

という事は、レコードの溝につまったホコリによる振動、レコードプレーヤー本体の振動すらもスピーカーで再生してしまうわけです。

従って、良い音で音楽を楽しむために、レコード針が音として拾い上げてしまうノイズの原因は、すべて取り除く必要があります。

レコードは樹脂で出来ている

レコードは樹脂で出来ているので、静電気は起こるし、熱で曲がります。また、レコード盤の黒い部分を水に浸すのは問題ありませんが、真ん中のレーベルは紙なので、湿気も良いものでありませんね。






レコードを保管するために覚えたい6つのポイント!

静電気は音にパチパチとノイズを加える

ノイズとは「雑音」です。レコード自体は樹脂素材なので、冬場は特に静電気が帯電しやすくなります。
静電気がレコードに帯電すると、レコード針が付いているトーンアームという箇所等から、レコードの音楽信号と共に静電気も一緒に運んでしまいます。
この静電気がスピーカーで再生されるとき、「パチパチ」という音に変わってしまいます。

従って、レコードの静電気は極力除去しましょう。

レコードに付着したホコリも音にパチパチとノイズを加える

レコード針は物理的な振動を拾うので、当然、レコードの溝にあるホコリも振動として拾います。このホコリも再生したときに、「パチパチ」とか「バチッ」という音で再生します。

前の説明で静電気は除去するというのは、「ホコリを寄せ付けない」という意味でも大切だということです。

レコードの歪みで音楽がウネる

レコードの再生には安定した回転が必須です。
レコードプレーヤー自体の故障や劣化で回転数が不安定となる場合もありますが、レコード盤自体の歪み(ゆがみ)によって、音楽の再生スピードに変化があったり、最悪なときにはレコード針がジャンプすることもあります。

決してレコード盤を歪ませてはいけません。

レコードの傷は最悪

レコード盤をうっかり落として表面を傷つけると、針飛び、要するに「その傷の部分をスキップして音楽を再生」したり、「その傷より先にレコード針が進めず、その傷の手前をずっと再生し続ける」という状態になります。

レコード盤に付いた指紋はカビのもと

レコード盤に指で触れると、当然指紋が付きます。この指紋、カビの原因となり、カビも物理的にはホコリのようなもので、レコード再生中のノイズとなります。

また、保管する場所が高温多湿だと、放っておいてもカビが生えてきます。家の1階は多湿であるので、2階以上の階にレコードを保管したいですね。

直射日光に当てない

前の説明通りレコードは樹脂で出来ているいるので、直射日光の当たると歪み、レコード溝の変形が発生します。部屋にさす日差しは季節、時間で変わってしまうので、1年中、陽の当たらない場所に保管しましょう。






最適なレコードの保管方法まとめ

「レコードを保管するために覚えたい6つのポイント!」を踏まえると、一体どんな保管方法が最適なのでしょうか。

レコードの表面をクリーニングしてから保管する

レコードクリーナー

レコードを再生する前、そして再生した後は、静電気の発生しづらい専用レコードキットを使ってクリーニングしましょう。ホコリ、カビ、指紋をすべて除去できます。

レコードクリーニング液

クリーニングキットには専用のクリーニング液もありますので、合わせて利用しましょう。

レコード盤はラベルと端に指を当てる

レコード盤に指紋を付けない持ち方

レコード盤に指紋を付けるとカビの原因となります。レコード盤を持つときは、写真の通り、ラベルとレコード端に指を当てましょう。
この持ち方は不安定でもあるため、手の小さい方や持ち方に自信が無い方はレコードの端っこを指でつまんでぶら下げるように持つといいでしょう。

レコードを入れるビニルカバーは上向きに入れる

レコードの保管方法 ビニルに入れる

写真の通り、ビニルに入れたレコードは、ビニルの開いた口がジャケットの上側になるように入れましょう。
この理由は、可能な限りビニルの開いた口を塞ぐためですが、これを下向きにするとレコードを出したときにレコードだけが落下する危険性があり、ジャケットの奥側には入れづらいということから、ビニルは上向きに入れるのが最適と言えます。
なお、静電気の発生を防ぐビニル袋も販売されています。

レコードジャケットを入れるビニルカバーは開いた口の方から入れる

レコードジャケットのカバーは開いた口の反対から

写真で見づらいかも知れませんが、ジャケットの上にかぶせるビニルは、ジャケットの開いた口の方から入れます。
これも、ジャケットの内側にホコリが入りづらくする配慮からです。

レコードは立てて保管する

アナログレコードは垂直に立てて保管

レコードは横に積んだり、斜めに立てかけたりせず、まっすぐ垂直にしたまま保管します。レコードを垂直にすることで、歪みを防止します。決して横積みにしたり、立てて入れていても、隙間で斜めに倒れた状態にならないようにします。

レコードジャケットのサイズ

レコードのジャケットサイズは縦は約31.5cmなので、そのサイズが収納可能な四角いラックがおすすめです。
特に買い足しでラックサイズを増やせるものは、レコード枚数が増えてもラックを増設できるので安心ですね。


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歪んだレコードにはスタビライザーを使う

レコードのスタビライザー

レコード盤の真ん中に載っているのは「スタビライザー」と呼ばれるものです。レコードプレーヤーの真ん中に置ける単なる「重し」(おもり)です。この重しをレコード盤に置く事で、レコードの歪みを無くす効果があります。

本来は歪んだレコードをまっすぐにして再生するものですが、重しを載せてレコードプレーヤーを動作させると、当然プレーヤーに重しの負荷がかかります。レコード再生には必需品と言えますが、レコードの歪みを取るために時間を掛けて載せておくといった使い方をおすすめします。

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