我が家は、10年以上前から室内干しだけで生活しています。その理由は、洗濯機が1階でベランダが2階なので、洗濯物の移動が大変だからです。
ちなみに、始めは洗濯物が雑巾臭くなって、改善するのに試行錯誤した結果、今では快適な室内干しになっています。
我が家で実践している、臭いのしない室内干しについて解説します。
臭いのしない室内干し7つのポイント
洗濯は、汚れたら早く洗って早く乾かすことが基本です。
雑菌が湧かないように早く乾かす
洗濯物を濡れたまま長い時間放置すると、雑菌が湧き易くなります。この雑菌が洗濯物を臭くする原因です。
室内干しで早く乾かすには、こんな方法があります。
扇風機かサーキュレーターで風を当てる
風を当てると、最も早く乾きます。
扇風機かサーキュレーターがおすすめです。
除湿機にも送風機能は付いているので、その風で充分という方は問題ありませんが、強い風を洗濯物へ当てたいとか、広い範囲に風を当てたいという方には、扇風機かサーキュレーターを使うと便利です。
干している洗濯物にはできるだけ隙間を作る
洗濯物のそれぞれに風が当たるよう、できるだけ隙間を空けて干しましょう。
写真のように、大きな隙間を作ることは難しいでしょうが、例えば、タオルの次は靴下、その次にタオルという順序で洗濯物を吊るしていけば、タオルとタオルの間には大きな隙間ができるので、乾き易くなります。
毛布等の厚手の洗濯物はハンガーで隙間を作る
写真のような毛布の場合、洗濯物の布同士がくっついている箇所が乾きづらくなります。
毛布等の厚みのある洗濯物は、下の写真のようにハンガーを挟む等して空間を作ってあげると風の通りが良くなって乾き易くなります。
室内を除湿する、または外の風を取り込んで湿気を逃がす
外からの風を取り入れるには、セキュリティ面で不安があったり、花粉や排気ガスが入ってくるので、場所や季節によっては現実的でないと場合もあります。
室内干しが多いご家庭なら、室内のカビ防止も考えて、除湿機の購入をおすすめします。
我が家も除湿機無しで室内干しをした結果、室内の各所でカビが繁殖したため、以来、除湿機を必ず利用しています。
スポンサーリンク
洗剤は正しい量で使う
洗剤の量を多く入れれば汚れも良く落ちると思う方もいらっしゃるでしょうが、汚れの落ちが良くならず、逆に洗剤が衣類に付着したままになります。
下の写真のように、入れた洗濯物の量を自動で計測して、洗剤の適量が表示される洗濯機もあるので、その表示された洗剤量を入れて洗濯しましょう。
洗濯機に入れる衣類は洗濯槽の7割程度にする
洗濯物を詰め込み過ぎると、洗濯物が回らずに洗えていない状態で汚れも洗剤も残った状態になるので、充分洗える分量の洗濯物の量にしましょう。
洗濯物は洗濯機へ直接保管せず通気性の良いカゴで保管する
以前、脱いだ衣類を直接洗濯機の中へ入れて、半日後に洗濯機のフタを開けたら異常に臭かったことがあります。湿気の多い場所に衣類を放置すると雑菌臭がするので、洗濯物は通気性の良いカゴに入れるようにします。
洗濯物は即日に洗濯する
洗濯物を放置した時間だけ、雑菌臭が強くなるので、即日に全部洗えずとも、汚れがひどいものだけでも即日洗濯しましょう。
洗濯しない時は洗濯機のフタを開けておく
洗濯後の洗濯機は、当然湿気だらけです。
これが雑菌が湧いたり、カビが生える原因となるので、洗濯機を使わない時、フタは必ず開けて、洗濯機の中をできるだけ乾燥させます。
洗濯槽のカビは1ヶ月に1度は掃除する
洗濯槽にカビが生えないよう、除湿や換気には気を遣っていますが、それでも洗濯槽の裏側にカビや汚れが付着します。
我が家では1ヶ月に1度は洗濯槽を掃除します。掃除の方法は、下記リンクの記事を参照してください。
過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)で洗濯槽の汚れ・カビ取りしてみた
洗濯で我が家がこだわっているポイント
我が家が洗濯でこだわっているポイントがいくつかあります。そのポイントと理由を解説します。
我が家ではニュービーズ液体タイプを使っている
今まで、いろいろな洗剤を使ってきましたが、最終的にニュービーズに落ち着いています。理由は、「洗い上がりに洗剤の香りが残らない」からです。
洗剤によっては、香りが強く残る製品もありますが、普段、香水を付けるため、香水と洗剤の臭いが混じらない製品が欲しくて試してところ、ニュービーズが我が家に最適だったのです。
排水管の雑巾臭いが洗濯機へ逆流しないよう工夫している
我が家に引っ越して1、2年した頃から、洗濯物が雑巾のように臭くなりました。でも、改善したおかげで今では臭いは全く問題なくなりました。
この理由と対処は、下記リンクの記事を参照してください。
洗濯物が臭いとき3つの対処方法!排水溝・洗濯槽クリーナーでニオイが消えた!
バスタオルは小さめのタオルを使う
我が家ではバスタオルを使わず、吸水性の良い小さいタオルで身体を拭いています。バスタオルで身体を拭くのが理想ですが、洗濯の視点では、こんなメリットがあります。
洗濯物の量が減る
タオルが小さくなれば、当然洗濯物の量が減ります。洗濯物の量が減ると、場合によっては洗濯の回数も減ることがあります。
タオルの乾きが早い
小さいタオルの方が干す時の場所と取らず、早く乾かすことができます。
収納場所がコンパクトになる
小さいタオルはコンパクトに畳めるので、お風呂場近くに置いても、それほど邪魔にならずに収納できます。
(まとめ)室内干しには除湿機が欲しい
通気性の良い部屋で室内干しするなら問題ありませんが、窓を締め切って室内干しをするなら、除湿機を使うことをおすすめします。
一番目の理由は、室内にカビが繁殖する恐れがあること、二番目の理由は洗濯物の乾燥が早く済むからです。