使わなくなったiPhoneをSIMロック解除してMVNO格安SIMで使う方法
僕は使わなくなったiPhone4Sを目覚まし時計代わりにしています。
オンラインでは使えなくても、オフライン地図やカメラ、ビデオカメラには充分使えます。ただ、マラソンのとき身につけて「ナイキプラス」アプリを使ったりしたいので、できれば格安SIMを入れたいところです。
ただ、auのiPhone4SなのでSIMロック解除が必要になります。そこで利用したいのが、Amazonで売られているSIMロック解除アダプタです。これさえあれば、auのiPhoneでもドコモの格安SIMを利用できるのです。
au、ソフトバンクのiPhoneをドコモ回線の格安SIMで使う方法
SIMロック解除アダプタを使います。Amazonで販売されています。

自分の機種に合ったSIMロック解除アダプターを検索してみましょう。
SIMロック解除アダプタ購入時に気をつけるポイント
SIMロック解除アダプタの購入時は、自分のスマホに対応できるか、下記のことを確認しましょう。
解除可能な機種が限定される
iPhone4Sのみ対応というアダプタなら、それ以外の機種、例えばiPhone4には対応していない、または対応可能か未確認ということです。
対応可能なiOSが限定される
iOS8.xまで保証といった注意書きを確認しましょう。口コミで「iOS9にも対応できました」という情報があれば、それも参考になります。
解除後に契約できるMVNOが限られる
SIMロック解除アダプタでSIMロックを解除した後、MVNOを利用しますが、利用可能なMVNOの会社は限定されています。販売会社の注意書きに契約可能なMVNOが紹介されている他、実際買った人が口コミで「このMVNOも使えました!」と書いている場合があるので、その情報も参考になります。
サブのスマホとして使うなら、MVNOをこんな契約で!
iPhone4Sをサブのスマホとして使う場合、iPhone4S用に格安SIMを契約すると、iPhone4Sを使わなくても毎月千円の月額料金が掛かります。ちょっともったいないですね。
僕が契約するIIJmioは10GBの容量を3枚のSIMカードで共有できます。
なので、iPhone5SとiPhone4Sの2台を持つ僕ならば、2枚のSIMカードをIIJmioから購入して、10MBの容量を2枚のSIMカードで共有すれば、ある月はiPhone5Sで10GB、iPhone4Sで0GB、またある月はiPhone5Sで5GB、iPhone4Sで5GBというように、1台分の月額料金を払えばスマホ2台持ちが可能となる契約を活用しましょう。
iPhone2台持ちは、こんなシーンで使いたい
iPhoneが2台あると、いろいろなことに活用できます。
車のドライブレコーダー
2台iPhoneがあるなら、ドライブ中に1台をドライブレコーダ専用機にできますね。
ドライブレコーダは買うほどでも無いけど、あると何かと便利という方にはもってこいです。無料なのに高性能なドライブレコーダのアプリは「Safety Sight」(セーフティ サイト)になります。
通常時は手動で録画もできます。また、前方との車間距離が近くなると警報も鳴ります。
衝突時には、このような画面に切り替わって、この衝突前後の画像を自動録画してくれるという優れものです。
録画後に保存されたビデオを再生すると、衝突地点とそこまでの経路が記録されており、さらにきちんと衝突前からの録画動画がしっかり保存されていました。
子供の迷子防止に
iPhoneを探す機能をオンにして子供のポッケに入れておけば、広い公園で遊ばせていても、GPSでお子さんを探しだせるので安心です。小学校、中学校の通学時に発生する「もしも」でも活躍させることができますね。
認知症の徘徊捜索に
お子さんと同様、認知症の方に持たせて捜索したいものです。
遠方で一人暮らしする親の確認に
遠方で一人暮らしする親が居る場合、iPhoneを持たせたいものです。
位置情報にあまり動きが無い場合、「大丈夫かな?」と電話するとよいでしょう。また、LINEでテレビ電話しながら親と晩酌ってのも喜ばれるのではないでしょうか。
家族共有のモバイルルータに
別の記事で紹介している通り、IIJmio等、MVNOではテザリングが無料で付いてきます。
外でiPadのWi-Fiモデルを使う子どもにiPhoneを持たせてテザリングを使うモバイルルータとして利用することも可能です。
臨時の監視カメラ
ストーカーの心配がある等、一時的に監視カメラが欲しいと思う時、以下の記事にあるアプリを使うと、ちょっとした監視カメラになります。
自撮り!セルカ棒でiPhoneカメラを離れた場所からリモート操作するアプリ「Paired Camera Shutter」を使ってみた
単純に外の様子を録画するものいいですが、動体検知カメラアプリを使うと、動くものがあったときだけ録画してくれるので、iPhoneの録画容量を節約できます。
オフライン地図を入れて海外旅行に
以下の記事でも取り上げている、オフラインでも使える地図アプリ「MAPS.ME」を入れて、特に盗難の危険のある海外旅行で地図を見ながら歩くときにサブのiPhoneを使います。万一、海外で盗難・強盗に遭って盗られてもメインのiPhoneを盗られないだけマシというところでしょうか。
iPhoneの最強オフライン地図アプリ!MAPS.MEはカーナビにもなる便利な無料アプリ
音楽鑑賞・動画視聴のメイン機に
iPhoneのバッテリーを最も消費する音楽鑑賞・動画視聴の古いiPhoneをメインに利用して、新しい方のiPhoneのバッテリーを温存します。
古いiPhone側で多くの通信料を消費しないため、予め音楽と動画を古いiPhoneに保存しておきましょう。
ドライブで子供の動画視聴に
お子さんはスマホひとつ渡しておけば、ちゃんと大人しくしてくれますね。
データ通信SIM+IP電話で子供用スマホに
お子さんが小学生・中学生だとスマホを欲しがりますね。
でも新品のiPhoneを購入するには高価すぎる。なので、050plus等のIP電話を契約して、データ通信SIMと安い月額料金のまま、電話も可能な本格スマホとしてお子さんに使わせることができます。
月額料金無料のIP電話と契約して固定電話代わりに
普通の固定電話は月額料金が掛かりますが、iPhoneのIP電話アプリの中には月額料金が無料、もしくは数百円という安さです。
いっそのこと固定電話を解約して、iPhoneのIP電話アプリを家族共有IP電話とする手もあります。
IP電話アプリを固定電話にした場合、こんなメリットがあります。
- 会社によって月額料金が無料
- 電話回線を新たに敷く必要がない
- 固定電話の発信者番号通知は400円の別料金だが、iPhoneのIP電話なら無料
- 非通知・番号して着信拒否ができる
- 置き場所を一定にしても、通話は家中で可能
- 通話しながら外出できる
- 050番号なので固定電話との違和感を感じない
月額料金のないIP-Phone SMARTであれば、維持費が掛からずおすすめです。
2台の車で出かけたときにスカイプ通話用に
2台の車で出かけたとき、お互いの車で連絡を取り合うのに使えますね。
電車車中の将棋など、ゲーム用に
メインのiPhoneバッテリーの消耗を抑えるため、対面で対戦する将棋盤アプリなど、電車移動中に楽しめるゲームアプリに利用します。2台のiPhoneをBluetooth(ブルートゥース)で接続して麻雀を楽しめるアプリもあります。
将棋盤
2人対戦用将棋アプリです。
2台のiPhoneをBluetooth(ブルートゥース)で遊べるアプリ
2台のiPhoneをBluetooth(ブルートゥース)で接続して遊べるアプリのまとめです。