iPhoneを充電しているとき、急に「このアクセサリは使用できない可能性があります」と表示されました。このメッセージが表示される原因とその対処方法についてまとめました。
「このアクセサリは使用できない可能性があります」が表示されたときの状況
iPhoneを会社で充電していたときにメッセージが表示されましたが、その状況は下記の通りです。
- iOSのバージョンは「10.3.3」
- 同じ状態で数ヶ月は正常だったのに、iOSもバージョンアップしていないのに、突然ある日から「このアクセサリは使用できない可能性があります」が表示された
- 充電開始時は正常だけど、数分から数十分するとメッセージが表示されて突然充電できなくなる
- エラーが表示されてからApple純正のUSB電源コードに替えたがエラーは同様に表示される
- 何度かトライしてみたが、同じ時間で充電が止まってしまう
「このアクセサリは使用できない可能性があります」の原因
原因を調査したところ、下記のことがわかりました。
Apple純正または、MFiなど第三者機関による認証を受けた充電器を使っていない
今回、僕がこのメッセージを表示させて原因が、「Apple純正ではない充電器を使ったため」です。写真右が今回の原因となった充電器で、写真左がApple純正の充電器です。Apple純正の充電器に取り替えたらメッセージは表示されなくなり、100%まで充電できました。
Apple純正でなくとも、「MFiなど第三者機関による認証を受けた充電器」であれば問題ありません。上の写真が「Anker(アンカー)」と呼ばれる信頼あるメーカーの充電器で、Apple純正以外で信頼のあるメーカーのひとつです。
MFiなど第三者機関による認証を受けた充電器の例
Anker(アンカー)
Anker(アンカー)というメーカーの信頼性は抜群です。
その他は、下記のAmazon検索リンクで確認してください。
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使用するUSB電源コードの接触不良
充電で使用するUSB電源コードの根元をよく見ると亀裂が入っているということがあります。
この原因は、電源コードを抜くとき、根元を持たずにコードを引っ張ってしまうことで、根元がしだいに断線します。これ以外にも、差し込み口がゴミ、歪み等で接触不良となることもあります。
対策は、USB電源コードを交換してみます。交換するケーブルが無い場合は、ANKERのケーブルがおすすめです。Apple純正のUSB電源コードは根元が細くてつまみづらいですが、ANKERなら大きめでつまみやすくなっています。
ANKERでも「このアクセサリは使用できない可能性があります」の表示例あり!
Amazonの口コミを見ていたら、ANKER製品のUSB電源コードでも、使用開始から数ヶ月後に「このアクセサリは使用できない可能性があります」が表示された例があるそうです。その方はカスタマーセンターへその旨を報告したところ交換に応じてもらい、その後は問題なく利用できているそうです。
ホームボタンと電源ボタンを長押ししてiPhone再起動する
ホームボタンのあるiPhoneであれば、ホームボタンと電源ボタンを同時に押して数秒待つと、iPhoneが強制的に再起動されます。これで実際に直った事案があります。
「このアクセサリは使用できない可能性があります」を表示させないよう普段から気をつけること
iPhoneが充電できなくなったら大事なスマホが使えないわけです。なので、アクセサリもスマホと同様、大切に扱いましょう。
電源コードは根元を持って抜く
電源コードを引っ張って抜く人をよく見掛けますが、電源コードを引っ張ると、必ず電源コードは断線します。ライトニングケーブルの根元を持って引っ張るクセを付けましょう。
これは、iPhoneだけの話でなく、家電全般に言えることです。
電源コードの予備を準備しておきましょう
電源コードは消耗品と考えましょう。電源コードを1本しか持っていないのなら、もう1本予備を持ちましょう。
同じような電源コードでなく、使用用途が異なるタイプの電源コード、例えば、モバイルバッテリーと一緒に持っても邪魔にならない極端に短い電源コードを買うといった具合です。使用用途が異なれば、単なる予備の電源コードでなく、両方の電源コードの利用価値があるからです。