実際に僕も電子ドラムを所有しています。
中学生の頃から憧れだったドラム、電子ドラムだからこそ家に置くことができました。
自分で電子ドラムを買って、さらに少しずつバージョンアップした経験から、電子ドラムの選び方を解説します。
電子ドラムのおすすめメーカーは「Roland」(ローランド)
僕はいくつかのメーカーの電子ドラムを使いました。生のドラム音に近い音が出せるのが「Roland」(ローランド)のV-Drumsシリーズです。トップ画像も僕が所有するV-Drumsシリーズのドラムです。
他にも電子ドラムを販売するメーカーはありますので、下記のリンクからご確認ください。
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中古の電子ドラム販売サイト
電子ドラムは高額なので、中古なら安く手に入れることもできます。
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電子ドラムを買う時に知っておきたいポイント
電子ドラムにも、価格によって特徴が変わってきます。自分の目的と予算に合わせて買うために、買う前に知っておく事をまとめました。
タイコの材質は「ゴムパッド」と「メッシュパッド」がある
電子ドラムのタイコは、叩く部分の材質が2種類あります。安い電子ドラムだと「ゴムパッド」、値段が高くなると「メッシュパッド」になります。より、本物のドラムに近いのが「メッシュパッド」なので、価格が許す限り、「メッシュパッド」を買いたいところです。
出来るだけ安く買いたいと思う方向けの、電子ドラム購入時に考えたいポイントは、「スネアだけメッシュパッドにするかどうか」という点です。
スネアでは「リムショット」というタイコのフチを叩く叩き方があるのですが、「ゴムパッド」ではこの「フチ」が無いために本物のドラムと叩き方が異なるので、本物のドラムと同様に叩ける「メッシュパッド」をおすすめします。
ゴムパッドの特徴
良い点は安く購入できるところです。欠点は、生のドラムとは叩いた感触が違うところです。
シンバルも固定の物だと本物のシンバルのように揺れることが無いので、叩いた時の感覚が違ってきます。
メッシュバッドの特徴
良い点、悪い点はゴムパッドの逆ですね。
タイコの大きさは3種類
左上(8インチ)、右上(10インチ)、下(12インチ)と順番に大きさの違いがわかります。
安いセットだと、左上だけの小さいパッドだけを使ったものになります。小さいパッドは本物のドラムよりタイコが小さいため、叩きづらかったり、本物のドラムとの叩き方にギャップを感じます。
高いドラムセットなら、10インチと12インチのタイコでセットが組めます。スネア(自分の目の前にあるタイコ)とフロアタム(一番右側に位置するタイコ)は12インチ、上段に位置するタムなら10インチを使います。8インチは上段の左側に追加して、より高い音を出すために使うといいでしょう。本物のドラムもそんな感じです。
シンバルは最低2枚
シンバルには「クラッシュシンバル」と「ライドシンバル」の2種類あります。
よくドラマーが「シャーン」とかっこ良く叩く方が「クラッシュシンバル」、リズムを刻むために使うのが「ライドシンバル」です。この2つのシンバルの見た目には違いが無いですが、電子ドラムでは「クラッシュシンバルとライドシンバル兼用」と「クラッシュシンバル専用」があります。
ライドシンバルはシンバルの真ん中辺りを叩く方法もあるため、ライドシンバルで使えるシンバルでないと、真ん中を叩いたときに本来のライドシンバルの音が出てくれなくなります。
なお、ライドシンバルは1枚でOK、クラッシュシンバルはたくさんあるに越したことは無いですが、クラッシュシンバルから出る音に変化を付けたくなるので、2枚あるといいでしょう。
電子ドラムの選び方
電子ドラムの選び方のポイントを踏まえた上で、選び方を3つのパターンにまとめてみました。
部活の練習、ドラムをかじってみたいという人は最低価格のV-Drumsを
ブラスバンド部のパーカッション担当になったから電子ドラムが欲しい、もしくは、ギタリストなんだけどドラムもかじってみたいという「お手軽に電子ドラムを」という方は、以下の安価な電子ドラムをおすすめします。コンパクトなので場所を取りません。
YouTube ローランド電子ドラムV-Drums TD-1KVのプロモーション動画
このプロモーション動画を見ると、電子ドラムの凄さが理解できます。
お金を掛けれない人は、最初は安く、将来、本格派に発展させる方法を取りましょう
金に糸目を付けない人では無いのが普通なので、ここからは、「お金は無いけれど、ドラムが欲しいという夢はあきらめきれない」という方に向けた購入ガイドです。
将来的に拡張していくなら、初回に購入するときは「将来的にも使えるものが1つ以上あるセット」を買いましょう。
例えば、下の画像にあるセットなら、「音源」、「シンバル」、「ハイハット」、「椅子」が将来的にも利用可能です。スネア等は本物のドラムより小さいことから、将来、本格的にドラムをやりはじめた時、必ず不満を感じるからです。
不満のあるパーツを買い替えるとき、出来るだけ買い替えるパーツを少なくすることが効率的な買い方になります。現に僕もトップ画像にあるドラムセットをパーツの買い替えで繰り返し発展させていきました。
お金に糸目を付けない方なら、最高機種を選びましょう
最高機種の電子ドラムは、生のドラムよりも「こっちを買いたい」と思わせるほと逸品です。ぜひ、ローランドの動画を観て確認してください。
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おすすめなドラム練習本
Amazonでドラム練習本のベストセラーになっているドレミ出版の本です。CDとDVD付きです。ドレミ出版の楽譜は評判が良いので、この本も期待できます。
電子ドラムが高いと思うなら、練習用パッドという手も!
電子ドラムは高いので手はでないけいど、ドラムの基礎トレーニングをしたいという方なら、パッドのみを購入する手もあります。ブラスバンド部のトレーニングでもこういったパッドを利用している姿を見かけます。
「電子ドラムが無いのでドラム練習ができない」と思うより、早い段階で安価なパッドで練習を始めることをおすすめします。
ドラムパッドでおすすめな逸品
まずはスティックの使い方を練習するのに、この叩きやすい「エヴァンス 練習用パッド」はおすすめです。なんでもそうですが、繰り返し練習が大事なので、このパッドでひたすら練習することで、まずはドラマーを目指しましょう!
電子音が鳴るパッドもある
電子ドラムと同じ感触で、さらに電子音が鳴るパッドも販売されています。単純なパッドだと飽きてしまうなぁと感じる人なら、こちらがおすすめです。
ちょっど電子ドラムに近づくパッドもある
お手軽にドラミングを楽しめる機器として、ヤマハから販売されているパッドもあります。このパッドなら、本格的なドラムと同じ数のパッドを楽しむことができます。
特にマンションやアパートなら防音マットはあったほうがいい
電子ドラムでも、バスドラムを踏んだりする音が下の階に響きますので、特にマンションやアパートなら、必ず防音マットを敷きましょう。
ヘッドフォンは密閉型を買いましょう
ヘッドフォンには「オープン型」と「密閉型」があります。
「オープン型」は、ヘッドフォンの音が周りに漏れる、そして、周りの音が聞こえるタイプなのに対して、「密閉型」は、周りの音を一切シャットアウトするタイプです。電子ドラムを叩いているときは、ドラムを叩く音は聞こえたくないので、外の音が聞こえない「密閉型」をおすすめします。
オーディオテクニカの製品が評判良いです。
電子ドラムの音をスピーカーで鳴らすならアンプ内蔵のスピーカーを選ぶ
電子ドラムをスピーカーで鳴らすと、電子ドラムの打音と電子音が重なるので、僕は密閉型のヘッドホンをおすすめしますが、スピーカーで鳴らす場合はアンプ内蔵のスピーカーが必要です。
電子ドラムと言えども、うるさいのか?
生のドラム音は半端無くうるさいですが、電子ドラムでもやはりある程度うるさいのは仕方ないですが、いったいどの程度うるさいのかを動画で確認してみてください。
練習用ドラムが電子ドラムに変わる装置も!
画像にある白い装置、この装置はKORG(コルグ)という電子楽器では有名なメーカーが発売している「なんでもドラムにしてしまう装置」です。
YouTube – KORG CLIPHIT
本物のシンバルを交えて演奏したシーンがYouTubeにありましたので、雰囲気を知りたい方は動画をご覧ください。
ダンボールでも、ティッシュの箱でもドラムになってしまうという優れものです。僕も小学校の頃は、イスを並べてドラム練習をしたことがあります。そのイスを叩いてドラムの音が出るのは大変魅力的ですね。
ただ、ドラマーになりたい!という方にはあまりおすすめできない点もあります。ドラムは叩いた後、スティックがバウンドして叩く前の位置に戻ってこないと練習にならないからです。
例えば、ドラム用練習パッドを利用中で少しでも電子ドラムに近づけたい人なら買ってソンはしないと思います。
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