楽天市場や楽天カードの利用で貯まる「楽天スーパーポイント」ですが、ネットでは「現金化したい!」という声、そして、「商品券に換えて97%の現金化」という苦肉の策を見掛けます。ただ、現金化にどうしても数%のロスが発生するのが難点です。
そこで、楽天ポイントを100%現金化する方法をご紹介します。
楽天ポイントを100%現金化することの前提
まず言えるのは、これだけ電子カードやクレジットカードの支払いが普及している世の中で、「楽天スーパーポイントを現金に換える」ことにこだわる必要性は無いと僕は考えます。
「実質的に楽天ポイントを現金化」すること、それを目指しています。
そして、本来は現金で支払っていたものを楽天ポイントで代替して現金を温存することによる「楽天ポイントの現金化」が、最も賢明な手段と僕は考えます。
完全に100%現金化できる楽天証券への投資信託
楽天証券なら、100円で投資信託を購入できますが、その100円を楽天ポイントで支払うことができます。
また、「楽天ポイントが2円、現金が98円」という組み合わせでも投資信託を購入できます。但し、期間限定ポイントは利用できません。
購入する投資信託は、管理費の安い「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」がおすすめです。
スポンサーリンク
楽天カードの支払いに楽天ポイントを使う
楽天カードを使っている人なら、楽天カードの引き落とし日前までにポイントで支払いサービスで貯まっている楽天ポイントを楽天カードの引き落とし金額に充てることができます。
楽天カードのポイントで支払いサービスを利用する手順
この操作画面はパソコンですが、スマホでも簡単に同じことができます。
楽天カードのサイトへアクセスして会員サービルへログイン
楽天カードのサイトへアクセスします。
画面右側に「会員様専用オンラインサービス楽天e-NAVI」があるので、楽天会員IDとパスワードでログインします。
請求金額の画面右下の「ポイントで支払いサービス」をクリック
ポイント支払い額を入力
指定できるポイントは50ポイントから「今自分が貯めているポイント数」(期間限定ポイント及び楽天キャッシュは除く)まで支払いできます。
楽天カードの支払いに楽天ポイントを使うココがおすすめポイント!
- Amazonの購入代金を楽天ポイントで支払える
- 楽天ポイントでの支払いができないお店やサービスで買った支払いにも、実質的に楽天ポイントでの支払いができる(例えば、電気代、水道代等)
- 楽天カードで貯めた楽天ポイントでさらに楽天カードの支払いができる
- 50ポイントから使える
- 例えば楽天市場の買い物でポイント利用を忘れても、ポイントで支払いサービスで後からポイント支払いができる
- (デメリット)残念ながら期間限定ポイントと楽天キャッシュは使えない
楽天カードが最強であると感じたら、ぜひ楽天カード申込を
僕は3枚のクレジットカードを所有しますが、最終的に楽天カードのみクレジットカードのみ利用することに行き着きました。
コンビニやマクドナルド、ミスタードーナッツでも楽天ポイントが貯まります。普段の電気代等の光熱費でも楽天ポイントが貯まります。貯めるポイントを楽天ポイントに集中させたいなら、楽天カードを申し込みましょう。
楽天スーパーポイントでふるさと納税する
期間限定ポイントや楽天キャッシュも利用できて、「100%現金化」に近く、さらにプラスαのある方法と言えます。
楽天市場でふるさと納税の申し込みが可能です。
このとき、楽天スーパーポイントで納税することができます。この仕組みを利用した現金化までの流れを説明します。
この流れは、3万円のふるさと納税を楽天スーパーポイント3万ポイントで行うという事例です。
- 楽天市場でふるさと納税する。このときの支払い方法を「全額を楽天スーパーポイントで支払う」とする。ここで、3万ポイントを利用することで総支払額が0円となる。
- 納税した自治体から、特典としての商品が届く。お米や魚、お肉等と様々あるが、2,000円以上の価値ある商品が送られてくる。
- 支払ったふるさと納税から2,000円分差し引かれた「28,000円」が、所得税の還付、並びに翌年の住民税から差し引かれる形で自分に返ってくる。
2,000円は自己負担ですが、自治体からの特典は、スーパーで買えば2,000円を軽く超える商品なので、実質的に自己負担は無いと感じます。
楽天スーパーポイントでふるさと納税するココがおすすめポイント!
「所得税の還付、並びに翌年の住民税から差し引かれる」ことで、本来、支払う税金「28,000円」が現金のまま残ります。それに加えて、楽天スーパーポイントで支払ったふるさと納税にも1%の楽天ポイントが付与されて、さらに自治体からの特典も充実しています。
なお、自治体の特典は「生活必需品」を選ぶとよいでしょう。生活必需品は、生活している限り、必ず出費してものです。「あったらいいなあ」という物を選ぶより、普段の生活で出費する生活必需品を選べば、かなりの節約になります。
例えば、普段から購入するお米を特典として選べば、12,000円で30kgが相場のお米が、実質2,000円で戴くことができます。
楽天Payで支払う
上の画面はアプリ「楽天Pay」の画面上部を切り出したものです。
ファミリーマート、ローソン等のコンビニの他でバーコード決済できる楽天Payなら、こんな決済方法ができます。
- 楽天カードを始め、クレジットカードをアプリに登録することで楽天Payを経由して楽天カード等のクレジットカードによる支払いができる
- 楽天カード等のクレジットカードのポイントは付与されるのに加えて、楽天Payとしての楽天ポイントも付与される
- 楽天カードを楽天Payに登録して利用すると、楽天カードの1%+楽天Payの0.5%の楽天ポイントが付与される
- 楽天市場等で貯めた楽天ポイント(期間限定ポイントを含む)、楽天キャッシュを支払いに利用できる
- 支払いに楽天ポイントや楽天キャッシュを利用する場合、不足分は登録した楽天カード等のクレジットカードの支払いになる
- 楽天ポイントや楽天キャッシュの支払いは、「全額」と「一部ポイントのみ利用」という設定ができる
上記の通り、期間限定の楽天ポイントを任意のポイント数のみ支払いに利用できるので大変便利です。
iPhone「楽天Pay」アプリダウンロード
Android「楽天Pay」アプリダウンロード
楽天Payで支払うココがおすすめポイント!
楽天Edy(エディ)より利用できるお店は少ないですが、楽天Edyや楽天カードで支払うより楽天ポイントが多く貯まります。
楽天ポイントが50ポイントだけ余っているとか、期間限定の楽天ポイントを早く使いたいという場合に重宝します。
楽天Edy(エディ)にチャージする
楽天スーパーポイントは、楽天カードに付加されている楽天Edyへ手数料無しでチャージすることができます。セブンイレブンのATMでも楽天Edyが可能です。
チャージすることで、Edy(エディ)による支払いができるコンビニ、スーパー、ガソリンスタンド等、幅広く利用できます。
楽天Edy(エディ)にチャージするココがおすすめポイント!
ほとんどのコンビニで楽天Edyの支払いが可能です。
また、パソコンに専用の機械を付けることで、Amazonの支払いが楽天ポイントでできてしまうんです。
さらに、楽天ポイントでチャージした楽天Edyで買い物をしても、楽天ポイントが付きます。かなりお得ですね。
楽天ポイントカードで支払う
クレジットカード機能付きの楽天カードとは別に、Tカードやポンタカードと同様の利用ができる「楽天ポイントカード」があります。
カードタイプだけでなく、スマホアプリでも利用可能なので、お財布を膨らますことなく利用できます。
支払い時に楽天スーパーポイントを貯めるだけでなく、ポイントによる支払いもできます。加盟店は、下記リンクから確認できます。
楽天ポイントカードで支払うココがおすすめポイント!
リアル店舗で支払うたびに楽天スーパーポイントが貯まります。楽天カード利用者なら楽天スーパーポイントも貯まりやすいので、楽天スーパーポイントだけで食事の支払いが済んでしまうこともあるでしょう。
無印良品等ネット通販の決済で楽天ポイントを使う
無印良品のネット通販で支払いするとき、楽天スーパーポイントで支払えるのを知っていますか。
無印良品の商品を選んで決済画面に行くと、途中で楽天ID決済の選択ができます。この楽天ID決済を利用すると、自分が保有する楽天ポイントを支払いの全額、または一部に当てることができます。
無印良品等ネット通販の決済で楽天ポイントを使うココがおすすめポイント!
例えば無印良品のサイトで買い物するなら、無印良品のサイトへ決済情報(クレジットカード等の情報)を登録することなく決済が可能です。
楽天の各種支払いサービスの併用で支払い可能は場所がたくさんになる
楽天の支払いサービスである楽天pay、楽天ポイントカード、楽天カード、楽天Edyはそれぞれ特徴も違うので、併用することで、支払い可能な場所が多くなります。
楽天Payアプリは楽天ポイントカードにも早変わり
楽天Payアプリでは「楽天ポイントカード」の機能も付いており、瞬時に切替できます。
従って、楽天Payアプリひとつで、楽天ポイントカードが使えるお店までカバーできます。
例えば、楽天Payでは、マクドナルドやミスタードーナッツの支払いはできませんが、楽天Payアプリを楽天ポイントカードに切り替えるだけで、マクドナルドやミスタードーナッツの支払いが可能となります。さらに、ポイントで商品を買うのに、楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天カードそのものに楽天Edy機能も付いている
楽天カードには楽天Edy機能も付いているので、例えばセブンイレブンのATMで楽天Edyへチャージすることができます。
楽天カードは自動販売機の支払いはできませんが、楽天カードのEdy機能にチャージしておけば、自動販売機で使うこともできて、さらに楽天ポイントも貯まります。
様々なポイントが世の中にありますが、すべてを楽天スーパーポイントに統一することで、大きなメリットが生まれると、実際に使っている僕は感じています。
楽天ETCカードの年会費を無料にする方法
楽天カードは年会費無料でポイントも貯まり易いのですが、楽天ETCカードは年会費が数百円掛かります。
ただ、年会費を無料にする方法があるので、ご紹介します。
楽天市場の会員(無料)にはランクがある
楽天市場の無料会員になると、楽天市場の買い物でランクアップします。もちろん、買い物の金額が多ければランクも高くなるというものです。
シルバー会員
過去6ヶ月で200 ポイント以上、かつ2回以上ポイントを獲得
ゴールド会員
過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得
プラチナ会員
過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
ダイヤモンド会員
過去6ヶ月で4,000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有
このランクのうち、プラチナ会員、又はダイヤモンド会員になると、楽天ETCカードの年会費が無料となるのです。
ETCカードの年会費が無料となる場合はメールで通知される
ETCカードの年会費が無料となる人には、年に1回、下記のようなお知らせメールが届きます。
楽天のプラチナ会員をキープするには?
プラチナ会員をキープするには「過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得」が必要です。月あたり3万5千円を楽天市場で購入する必要があります。ただ、楽天カードをメインのクレジットカードにすれば、プラチナ会員をキープすることは可能だと思います。
例えば僕の場合、楽天カードで光熱費、スマホ代、子供の教材代等、月あたり最低でも10万円を使っているので、これだけで1,000ポイントを獲得しているのです。
ちなみに僕はダイヤモンド会員をずっとキープしています。楽天カードを持つだけで、簡単にプラチナ会員をキープできるわけです。
(まとめ)「楽天ポイントの現金化」は、「生活に必要な出費を楽天ポイントでまかなう」こと!
僕は、Edy機能の付いた楽天カードをメインカードにしていて、家族のスマホ、電気代、ガス代、通信教育費といったすべての支払いに楽天カードを利用しています。
ここの楽天カードで毎月1,500〜3,000ポイントが貯まります。(毎月15万〜30万円の出費が・・・)
そのポイントを楽天Edyに交換して、自動販売機やドトールコーヒーで利用しています。
楽天ポイントの使い方は年々幅広くなっています。
みなさんも感じているでしょうが、楽天ポイントは貯まりやすいポイントであり、且つ使える幅も広いポイントです。
「楽天ポイントを現金化したい!」とムダな労力を使うより、普段の生活に必要な出費を楽天ポイントでまかなうことを考えましょう。これで、時間もお金も大きく節約できるはずです!