75歳の父親に彼女ができたことへの率直な想い

75歳の父親に彼女ができたことへの率直な想い

母が亡くなって6年以上経ちます。

父は急に一人暮らしになってから、6年が経つわけです。

母が亡くなってしばらくは、暇を見つけて実家へ帰っていました。それほど遠い場所でもないので。

しかし、しだいに帰るのがおっくうになってきたので、1、2年、帰らない日が続きました。ちなみに帰らなくなった理由はこんな感じです。

  • 母が亡くなってから、父は怒りっぽくなったので疲れる
  • 会話していても、同じ話を4回されるので、同じ話に4回リアクションするのが疲れる
  • 父はどこかへ遊びに行くという気力がほぼ無くなっており、一緒に外出する気持ちが自分も失せた
  • 父も、誰かが家に居るのがおっくうに感じているのか、早く帰らせたがる

そんなある日、姉から電話があった。

「おとうさん、いま、付き合っている人が居る。万一のとき、その人から連絡もらえるように、私の番号、教えておいた。」と。

僕はこの話を聞いて、いろいろな思いがよぎりました。

  • 万一のときも連絡もらえるので、ほんとに安心
  • 彼女ができたので、おこりっぽさがなくなるという期待
  • 出掛けるのに積極的になっているだろうという期待
  • 父がこれからも人生を楽しんでもらえるといううれしさ

姉から電話があった一週間後、久しぶりに姉と共に実家へ帰りました。

そして、父の彼女(70代前半?)と初めてお会いしました。

みんなで一緒に食事をして、相手の方が温和な印象の良い方だったので安心です。そもそも、父の性格からすると、そのような相手になるのは当然でしょう。

そして、僕が予想した通り、父は以前より楽しい生活を送っているという表情を浮かべているのを見て、僕は「父に彼女ができてよかった〜」と素直に喜びました。

このとき、僕はこの先のことを想像しはじめました。

もし、父と彼女が結婚したら・・・

まあ、母も亡くなっているので、結婚することに反対はしませんし、反対する権利もありません。仮にほんとに結婚したら、こんなことが起こるんだな〜と想像してしまいました。

兄弟が増える

お相手の方もお子さんが居るので、二人兄弟から四人兄弟になります。

兄弟と言っても、孫が居ても不思議でない年齢にまでお互いさしかかっているので、いきなりできた兄弟と頻繁に会って、こころ通じるには難しさがあると感じています。

僕は人と出会うのが好きなタイプなので、ある意味、関係性の深い兄弟ができるということにうれしさを感じます。やはり、義理の兄弟とは異なる関係性になるわけですから。

親戚も増える

自分が結婚したときにも親戚が一気に増えました。

ただ、たまに親戚と食事するときでも、すぐに慣れて、楽しい時間を過ごせています。

その親戚が、さらに倍になるということは、楽しさが倍増するかも知れないし、逆に関係性の深い親戚が増えるので、冠婚葬祭や付き合い方など、いろいろ苦労も増えそうな気がします。

本当の母として 接することができるか

歳を取ってから新しい母ができるということは、当然産んでもらっているわけでもなく、育てられたわけでもないですよね。

だいたい、再婚カップルの子どもなら、「育てられる」という行為から、しだいにこころが通じていくものだと思いますが、同居もしない、おそらく今後も同居しないだろう自分の新しい母とのこころの関係を築くのは、大変なことだと思います。

逆に言えば、そのような関係を築く必要もなく、ラフに会話できる関係でさえ居られれば、それで良いんだろうと想像します。

新しい母はどちらの墓に入るんだろう

仮に父が亡くなった後、新しい母も亡くなるとき、新しい母は元の旦那様とうちの、どちらの家の墓に入る、もしくは入りたがるのか。もっと言えば、長男である僕は、どう判断すれば良いのかと悩みます。

まあ、なんとなく、新しい母のお子さん達がそれは判断することだろうと想像していますが。

いやらしい話だが相続はどうするんだろ

彼女と結婚するのだから、相続の権限が発生します。

正直、長男である僕が財産のほとんどを相続することになっているので、これは非常に微妙な気持ちです。

テレビドラマで相続争いがテーマになることはよくありますが、自分にまったく関係ないと思っていたことが、現実に起こるかも知れません(笑)

まあ、彼女の人柄から見れば、相続は権限を放棄してくれると思いますが、その権限を僕がコントロールできるわけでもないので、相続するお金を家族のために使いたいと計画していた自分の人生設計を、少し見直さないといけないな〜と思いました。

なんにしても、彼女ができたのはうれしいこと

僕も、定年退職後の人間関係に不安を感じています。

ずっと仲良くできる仲間は居るので、さみしい思いはしないだろうと思いますが。

なんにしても、父は、気持ちが通じている人がそばに居てくれるというありがたさを実感していると思います。

人生最期まで楽しく付き合える仲間は大切

僕が言いたい「人生の教訓」は、「普段から人を大切にして、そんな生活から気の合う仲間ができて、人生最期まで楽しく付き合えること、それが誰もが望む最良な人生の歩み方」なんだと。

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