ノークレーム・ノーリターンは万能じゃ無い!ヤフオク出品者必見 トラブルを防止するための出品コメントまとめ

パソコンでオークションする女性

私もヤフオクはよく利用しています。出品、落札を合わせて300回程度の取引経験があります。ただ、300回も取引すると、さすがに小さなトラブルもあります。

「液晶テレビでは無いテレビ」と明記して出品したのに、「液晶テレビじゃないぞ!」とクレームを言う人。「多分、ヒノキの木材だと思うが、違う木材でも返品できません」と明記したのに、「違う木材だ!」とクレームを言う人。

オークションは個人間の取引なので、たいがい契約内容が曖昧なまま出品されています。しかし、いざトラブルとなった場合、出品者が提示した契約内容が強い味方になるわけです。

この記事では、トラブル発生を防止したり、トラブル発生後も出品者が優位に解決策を進められるために必要な出品者コメントをまとめています。これからヤフオク、楽天オークション等、オークションで出品する人は、ぜひ出品コメントの参考としてください。

ノークレーム・ノーリターンは万能じゃない

ヤフオク取引コメント

「トラブル防止の出品コメント」を紹介する前に注意事項として挙げたいのが、オークションの出品コメントでよく見かける「NRNC」、いわゆる「ノークレーム・ノーリターン」というコメントです。このコメントは、「落札したなら、絶対に文句言うなよ」という意味で捉えている方が居るかも知れません。

ノークレーム・ノーリターンでも、「白いTシャツ」と書いてあるオークションで落札したのに、実際に送られたものは赤いTシャツだった場合、当然、クレームも返品も受け付ける必要があります。また、「動作確認済み」としながらも、一部のスイッチが効かない等の不具合は出品者が何かしらの補償をすべきと考えます。

「ノークレーム・ノーリターン」を出品コメントに書くべきだと思いますが、実際クレームを入れられたときに「万能な盾」にはならないということです。






トラブル防止の出品コメント集

では、トラブル回避に必要な出品コメントはどのようなものか、解説付きでまとめました。

オークションの出品コメント その1

本取引に関し裁判上の紛争が生じたときは、如何なる理由があっても、出品者の現住所を管轄する裁判所へ裁判を起こすことに合意の上で入札したものとします。

もし、落札者から返金を求める少額裁判を起こされた場合、落札者が住んでいる最寄りの簡易裁判所に提訴する可能性があります。

しかし、出品者であるあなたが東京で、落札者が札幌の裁判所に提訴した場合、裁判のためにわざわざ札幌へ行くのは、大きな時間のロスです。裁判で訴えられた場合、「移送申立書」による申し立てで、争う裁判所の場所変更が可能です。ただ、移送の決定は裁判官の判断となり、100%認められるわけではありません。

このコメントを落札の条件とすることで、移送申し立てが優位になるという大事なコメントになります。

オークションの出品コメント その2

新規IDの方、並びに評価内容に当方が不安を感じる方は、入札取り消し、又は落札者都合のキャンセルとさせて頂く場合があります。

ヤフオクに出品したとき、新規IDの人は評価内容がわからないだけに、取引に不安を感じることがあります。また、過去にマイナス評価が付いている場合、悪いとさせる評価内容から不誠実な人と感じ取れるケースもあります。

このように不安を感じるIDを、出品者の考えひとつで取り消すことを可能とするためのコメントです。

オークションの出品コメント その3

当方からの連絡後、48時間以内に落札者からの御連絡が無い場合、並びに落札日から起算して5日以内に御入金が無い場合は、落札者都合のキャンセルとさせて頂きます。

主にいたずら入札への対策として、期限を切って出品者がキャンセル処理を可能とするコメントです。例えいたずら入札でなくとも、きちんとした約束事としてコメントすることをおすすめします。

オークションの出品コメント その4

戴いた送料について、重さや厚みに誤差が出て変わることはありますが、送料に変更が生じた場合でも、追加請求や返金はいたしませんのでご了承ください。

送料を事前に落札者から受け取る場合、実際に掛かった送料と異なるケースもあります。この差額が生じても、双方から穴埋めしないという約束事です。

例えば、10円から100円程度の差額が発生しても、追加で振り込む際の手数料の方が高くなってしまうので、問題とならないよう予め約束をしておきましょう。

オークションの出品コメント その5

以下の動作確認を行いました。
・電源スイッチで電源が入ること
・CDを10分間再生し、音飛びが無いこと
上記以外の動作は確認しておらず、補償できませんのでご了承ください。

以下の不具合が確認できています。
・電源コードの一部で銅線が露出しています。
上記以外の不具合は発見できていませんが、他の不具合が発見された場合も補償はできませんのでご了承ください。

これは、家電製品等で、補償する動作の範囲を明確にするものです。どこまで確認できているか、どこが不具合なのかを明確にすることで、クレームとなる可能性を低くすることができます。







いかがでしょうか。

オークションは契約に基づき取引しているので、契約内容は細かく記載して出品しましょう。私も実際、商品のサイズや仕様、そして取引条件を細かく記載したことで、トラブルを回避できた経験はいくつもあります。

オークションは我々の生活に欠かせない大切な存在なので、賢く利用したいものです。

なお、万一、本記事を参考としたことによってオークション取引でトラブルが発生した場合でも、筆者は何も補償ができませんので、あくまで自己責任で本記事を御活用ください。

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